脱北航路 月村了衛 (著) 幻冬舎 (2022/4/13) 1,870円

「彼女は無理やりこの国に連れてこられただけなのだ」

この女性(拉致被害者)を連れて、日本に亡命するーー。

祖国に絶望した北朝鮮海軍の精鋭達。

45年前、島根の海岸で拉致された日本人女性。

彼らを乗せた潜水艦が辿る壮絶な運命とは?

「お父さん、お母さん……日本に帰りたいよっ」

北朝鮮の陸海空軍による大規模軍事演習。

国の威信をかけたこの行事で、桂東月(ケ・ドンウォル)大佐は潜水艦による日本への亡命を決行した。

しかも、拉致被害者の女性を連れて–。

だが、そんな彼らを朝鮮人民軍が逃すはずがない。

特殊部隊、爆撃機、魚雷艇、対潜ヘリ、コルベット艦、そして……。

息つく間もなく送り込まれる殲滅隊の攻撃をくぐり抜け、東月達は日本に辿り着けるか?

極限状況ゆえに生まれる感涙の人間ドラマ。

超弩級エンターテインメント!

「魚雷長、在旭(ジェウク)を始め、潜水艦11号のエキスパートたちが、それぞれの持ち場で、それぞれの役割を全うしながら、隠岐島西北60キロの海へと浮上し、潜航します。少し、気持ちの入りすぎたレビューになってしまったかもしれません。ラストは、「侠気」を刺激して止まない。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

脱北航路 [ 月村 了衛 ]

楽天で購入

 

 

おすすめの記事