今川義元の嫡男 今川彦五郎氏真はなぜ名家を没落させたのか
蹴鞠と歌を何より好んだ戦国武将が天下人に見せた正しき矜持とは?
直木賞作家 今村翔吾の凄みあふれる驚愕の歴史短編集
桶狭間での父義元の急死を受け、 彦五郎氏真は駿河今川氏の当主となった。
だが、落日はすぐそこに――家臣だった松平元康(徳川家康) は離反、甲斐武田からも圧迫され、 正室である相模北条氏の娘・早川殿とともに転々と落ちゆく日々。
そんな中にも救いはあった。氏真は近江の寺で出会った童子たちの師となり、ある希望を抱く。
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今村翔吾先生の新刊
蹴れ、彦五郎
早くも3刷
そしてまつり旅の途中に祥伝社に寄ったのでしょうか
着ているのは#今村翔吾のまつり旅 Tシャツ
ついに全国へ披露 pic.twitter.com/GWGNEkd3Xy— 羽州ぼろ鳶組ファン倶楽部 (@borotobi) August 11, 2022
しかし無常にも、天下をその掌中に収めつつあった織田信長は、氏真と心通わせた子らを叛乱の縁者として殺してしまう。
蹴鞠の名手であり、歌をこよなく愛した男が見せた最後の心意地とは…
小田原征伐で奮戦した北条氏規を描いた「狐の城」、信玄が廃嫡した武田義信の苦悩の物語「晴れのち月」、江戸を築いた太田道灌を綴る「瞬きの城」など、珠玉の八編を収録。
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