「新型ワクチンは9割効く、ってどういう意味? 」
「ワクチンができれば、もうマスクはしなくていいの? 」
「なんでこんなに速くワクチンができたの? 」
「あれ、インフルエンザワクチンはいまいち効かないですよね? 」
「新型コロナワクチン」の接種開始を前に、その効果とリスクを巡って議論が盛り上がってきました。
Twitterで5万人のフォロワーを持つ米国研究機関在籍の若手ウイルス免疫学者、峰宗太郎先生が、対話形式でとっても分かりやすく、そして時には辛辣に、新型コロナと人間の免疫系、そしてワクチンを巡るさまざまな問題について語ります。
メディアやネットの情報に踊らされず、パニックを起こさず、冷静に自分の頭で判断するための科学的トピックが満載です。
「新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実」読了。
疑問に思ってたことが、色々解消した気がする。パーセントと量の話は、肌感覚として身につけていないと足をすくわれると仕事でいつも感じてるけど、算数苦手だからなかなか難しい。— azure_green (@azure_green) February 23, 2021
「知識の正確さと量で手を抜かず、その一方でほどほど、かつ的確な大まかさも兼ね備えた、バランスのとれた分かりやすい本だ。世界的パンデミック発生からほぼ1年経ったが、現時点でも「なんかよく分からないけれど、怖い」という人は少なくない。こういう人が「コロナなんか風邪と同じだ。大したことない」「コロナで死ぬより経済で死ぬ人のほうが多い。経済を優先しろ」的な間違った意見にひっかからないための、「知識のワクチン」として有効だと思う。」
「深くまで理解されているからこそのわかりやすさ。言語化して伝えにくかった部分がきれいにはまっていきます。私見を述べる箇所は前置きされていることも誠実です。是非、多くの方に読んで欲しいですね。」
「正しく恐れるための基礎知識を得られると共に、情報を得ていくための考え方が示されています。自分は対談形式は苦手ですが、この本はインタビュワーの方が適切に話をまとめ、かつ、一般の方が何を疑問に思い、何処にひっかかっているのか、適宜質問してそれを解消しつつ進むので、読むのが苦になりませんでした。オススメ。」
|