総務課の播上君のお弁当 ひとくちもらえますか? 森崎緩(著) 宝島社 (2021/5/11)

札幌の企業に就職し、新生活をスタートさせた料理男子・播上。昔から料理好きで毎日弁当を持参していた播上は、ある日弁当袋を手に暗い顔の同期の清水に気づく。

声を掛けると「仕事も順調、お弁当もしっかり作っている播上君に比べて、私なんか……」と落ち込んでいた。

励ますべく、おかずを一切れプレゼントしたことから、二人は“メシ友”となる。波乱の会社員生活。

清水に励まされ癒やされる日々だったが、いつの間にか生まれていた彼女に対する恋心に気づき――?

(目次)
一年目豚肉のごま味噌焼きとホウレンソウの炒め物
二年目カボチャ餅とパンプキンパイ
三年目ハンバーグの食べ比べ
四年目鶏の唐揚げとポテトサラダ
五年目だし巻き卵とチョコブラウニー
六年目初めてのディナー

「ただの同期だった二人が、お弁当で繋がっていくものがたりです。美味しそうなおかずの数々や、いろんな恋の形にあきがこず、最後まで楽しく読めました。お勧めです。」

「ほっこりということばがふさわしい作品だと思う。友情から愛情への変化とか環境の変化が自分に気づかせてくれることとか…面白い作品。」


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