愛する人を亡くし、喪失感に沈む方々へ贈る書
愛はこの世だけでは終わらない
「愛はこの世だけで終わってしまうのではなくて、
深い愛で結ばれた人たちは、生死を超えて、その愛を伝え合い、
愛によってお互いを生かし合う ─
そういった絆のようなものが、人間の根底にはあるのではないでしょうか。
それを人びとに気づかせ、愛に目覚めさせるように、
死者たちは私たちのもとを訪れるのかもしれません。」
(あとがきより)
愛する人たちにのみ死があり、そして、愛する人たちにとって死はない
「愛する人のみが、心が張り裂ける思いで死を体験しているのです。
しかし、愛する人の中で、死んでいった人たちは永遠に生き続けます。」
(本文より)
幼くして逝ったわが子が母に語る言葉
急死した夫が「生きる意味」を伝えに妻の前に・・
葬儀の日に、雪原に迷う孫を導く亡き祖母
自殺の淵にたった医師を思いとどまらせた、30年前に亡くなっていた医師
など、著者のもとに寄せられた9つの体験実話
??【Work】
『悲しまないで、そして生きて
?愛する死者からのメッセージ』
(鈴木秀子/著 グッドブックス)の装丁と本文デザインを担当しました。
聖心会シスター鈴木秀子さんの元に寄せられた9つの実話。 pic.twitter.com/rq2WnZ9DZX
— ナガサカユウジ/book design/装丁 (@nagasaka_design) June 14, 2023
著者について
聖心会シスター・文学博士
東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。フランスとイタリアに留学。
米国スタンフォード大学客員教授、聖心女子大学教授を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。聖心会会員。
修道院で8年間にわたる沈黙の行を経験し、その後も日々の瞑想を実践。
教育活動のほか、ゲシュタルト・セラピーに従事、人々の悩みに向き合い、数多くの死にゆく人々を看取ってきた。
日本に初めてエニアグラムを紹介し、以後、日本におけるエニアグラムの第一人者として高い評価を得ている。
著書に、『死にゆく者からの言葉』(文春文庫)『愛と癒しのコミュニオン』『心の対話者』(文春新書)
『9つの性格』(PHP文庫)『人はいつか死ぬのだから』(PHP)など多数。
「静かな場所で読んでいます。
3年前に身内を亡くしたので、タイトルを見た時に読んでみたいと思い購入しました。」「各ストーリーがとても興味深く読めました。
テレビドラマになりそうな内容で、生きる意味を考えさせられました。」「「深い愛で結ばれた人たちは、生死を超えて、その愛を伝え合い・・・そういった絆のようなものが、人間の根底にはあるのではないでしょうか」(おわりにより)。著者のおっしゃるとおりかもしれません。
様々な人の体験に、深く感銘を受けました。」
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