テムズとともに 徳仁親王 (著) 紀伊國屋書店 (2023/4/22) 1,100円

天皇陛下、青春時代の清新な英国留学記 新装復刊

1983年から約2年間を過ごされたオックスフォード大学での日常生活や研究生活、音楽活動、ご学友との交流、登山やテニスなどのスポーツ、英国内外への旅……

「心地よい車の震動に身をゆだねながら、私は自分の前に二年間という、かつてまったく経験したことのない長さの外国生活、未知でいて心躍るような留学生活というドラマの幕が静かに開きつつあるのを実感していた」(本書より)

内側から英国を眺め、外にあって日本を見つめ直した「何ものにも代えがたい貴重な経験」。

1993年に学習院より刊行されたものに、あらたに書き下ろされた後書きを付した。

《学習院創立150周年記念》

【目次】
はじめに
1 大使公邸での十二日間
2 ホール邸での生活
3 オックスフォード大学入学
4 オックスフォードについて
5 オックスフォードでの日常生活
6 オックスフォードでの芸術活動
7 スポーツ
8 オックスフォードにおける研究生活
9 英国内外の旅
終章 二年間を振り返って
あとがき
復刊に寄せて

徳仁親王 なるひと・しんのう
1960(昭和35)年生まれ。1982(昭和57)年、学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程入学。1983(昭和58)年6月から1985(昭和60)年10月まで英国に滞在し、オックスフォード大学大学院に在学。1988(昭和63)年、学習院大学大学院人文科学研究科博士前期課程修了。1991(平成3)年、オックスフォード大学名誉法学博士。2019(令和元)年5月1日に第126代天皇に即位。著書に、講演集『水運史から世界の水へ』(NHK出版、2019年)がある。

「多くを語ることに制約のある中、ご研究と日常の生活、お立場を越えてお世話になった忘れ難き人々との交流を最大限にお伝えしてくださる陛下のお姿が手に取るように浮かびました。当時の風景、自然も交えて、温度や空気までもが容易に想像できました。畏れ多くも共感したのが、お礼を言いたくとも言えなかった人々への感謝のお気持ちでした。復刊してくださり感謝の気持で一杯です。」

「オックスフォード大学留学をきっかけに徳仁殿下は一般市民に混ざって二年間英国で暮らすことになった。そこで皇室では体験できなかったさまざまな出来事を経験する。テムズ川の水運史の研究を経て現在は知る人ぞ知る水の研究者のおひとりでもある。水大国日本、命の水、水惑星、日本、そして世界の美しい景色は豊かな水のお陰である。」

「再版ということで即購入しました。お若い頃の陛下の生活や考え方がよく表れています。きちんと帝王学を学ばれていらしたことが私たちにも理解できる本だと思います。」


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