哲学と宗教全史 出口治明(著) ダイヤモンド社 (2019/8/8)

パンデミックは必ず終わる理由。

世界1200都市を訪れ、1万冊超を読破した“現代の知の巨人”、稀代の読書家として知られる出口治明APU(立命館アジア太平洋大学)学長。

歴史への造詣が深いことから、京都大学の「国際人のグローバル・リテラシー」特別講義では世界史の講義を受け持ちました。

その出口学長が、3年をかけて書き上げた大著が、大手書店のベストセラーとなり、話題となっています。

BC1000年前後に生まれた世界最古の宗教家・ゾロアスター、BC624年頃に生まれた世界最古の哲学者・タレスから現代のレヴィ=ストロースまで、

哲学者・宗教家の肖像100点以上を用いて、世界史を背骨に、日本人が最も苦手とする「哲学と宗教」の全史を初めて体系的に解説した本です。

なぜ、今、哲学だけではなく、宗教を同時に学ぶ必要があるのか?

直木賞作家・作詞家のなかにし礼さんが激賞、脳研究者で東京大学教授の池谷裕二氏が絶賛、小説家の宮部みゆき氏が推薦、

某有名書店員が「100年残る王道の1冊」「2019年で一番の本」と断言しています。

「実物を見ずにアマゾンで購入したため、手にした時は、こんなに分厚いのかと後悔しました。しかし、内容は平易で簡潔でしたのでスラスラ読めました。
いい本だと思います。レベルとしては、ハウツー本の哲学書を3冊ぐらい読んだことのある方に私は薦めます。
あくまでビジネスマン用の『知識』を得るためのものであって、哲学的な思考が身につくわけでもなく、宗教的信仰がなにか獲得できることはありません。入門書と位置付けるのも何か違う気がします。おすすめ本がたくさん紹介してあるのが良いところで、読んだら次の本に進む必要があると思います。」

「日本史、世界史、地理、社会学、哲学、文科省の決めた境界に縛られてきた日本人。
全ては境界なく滑らかに、時には激しく感化し合いながら繋がっている。
その思いを一冊の本にまとめてくれました。
分厚いけれど、読み始めれば一気に読み切ってしまいます。」

「東洋思想も西洋哲学も盛り込んだ全人類の思想史、今までになかった画期的な本という触れ込みだけど、高校の倫理社会の教科書だって、それと同じコンセプトでできている。池谷裕二氏のような科学一筋の人生を送ってきた人にとっては、「世界でも限られた人にしか書けそうにない稀な本」に見えるのかもしれないが、こういう広く浅く知識を並べた本を書くのは、その道のマニアにとっては難しくないと思うんだけどなあ? もちろん、良い本なのは否定しませんが。」


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