パーマで抜け毛が発生する事はほとんどありません。
パーマは髪に悪いというのは、確かにそうなのですが、パーマ液は髪の毛に対して作用するものです。
ですから、抜け毛に影響を及ぼすのではなく、気をつけなければいけないのは切れ毛に対してです。
パーマ液を髪につけると髪内部のタンパク質が分解されます。
それによって、髪自体が細くなるのです。
細くなった髪の毛はコシもなく弱くなってしまうので、ちょっとしたことでも切れやすいのです。
そのような切れ毛が抜け毛と勘違いされて、パーマをかけると抜け毛が進行するという誤った風潮になってしまったということですね。
ゆるいパーマを一度かけたくらいでは、あまり感じないかもしれません。
しかし、きつめのパーマを頻繁にかけていると、切れ毛が発生しやすくなるでしょう。
ですから、パーマ液自体は髪の毛に対してそのような影響を与えるので切れ毛の心配をするようにします。
そして、問題があるとしたら、パーマ液が頭皮に付着してしまって毛穴を塞いでいる状態が続く場合です。
この場合は、抜け毛の原因になることが多いです。
ですから、パーマについては一般の人が自分で行うようなものではありません。
必ず美容院で行うようにしましょう。
パーマによる大量の抜け毛の心配はありません。
しかし、美容師さんの腕によっては頭皮にパーマ液がつく可能性も十分に考えられます。
その点には注意したいところです。
ネットで調べてみると、最近のパーマ液は安全ということになっていますが…、
それでも十分に注意したいほうがいいでしょう。
パーマ液は劇薬だということをしっかりと理解しておきたいものです。