白髪染めの際には要注意…酸化染料の影響

酸化染料の代表的なものが「パラフェニレンジアミン」です。

その他、パラアミノフェノール、メタアミノフェノールなど、似た作用をするものもあります。

特にパラフェニレンジアミンはアレルギーを発症する危険性が高いです。

また、発がん性が認められたので、ヨーロッパの多くでは使用が禁止されています。

この酸化染料が髪に浸透するには、合成界面活性剤が必要です。



合成界面活性剤は皮膚の表皮の一番上にある角質層に入り込みます。

それによって、皮脂膜を破壊してしまうので、水分がどんどん蒸発してしまうのです。

またタンパク質を変質させる作用もあります。

一度変質した髪の毛や皮膚のタンパク質は元に戻ることがありません。

さらに、赤血球を溶かす溶血作用もあるのです。

赤血球には酸素を運搬する働きがあるため、これが頭皮で行なわれているとすると、血液自体が酸素不足なので十分な栄養が届かないということになります。

このようなことから頭皮環境がどんどん悪化していってしまうのです。



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