もしも徳川家康が総理大臣になったら 眞邊明人 (著) サンマーク出版 (2021/3/16)

内閣全員、英雄――。

コロナを収束させ、信頼を取り戻せ!

2020年。

新型コロナの初期対応を誤った日本の首相官邸でクラスターが発生。

あろうことか総理が感染し、死亡する。国民は政府を何も信頼しなくなり、日本はかつてないほどの混乱の極みに陥った。

そこで政府はかねてから画策していたAIとホログラムにより偉人たちを復活させ最強内閣をつくる計画を実行する。

AIにより総理大臣に選ばれたのは、江戸幕府の創始者である徳川家康。

経済産業大臣には織田信長、財務大臣に豊臣秀吉、厚生労働大臣に徳川綱吉、法務大臣に北条政子、外務大臣に足利義満など錚々(そうそう)たるメンバーの中で、皮肉にも総理大臣の補佐役である官房長官に選ばれたのは、江戸幕府を終わらせた男・坂本龍馬だった。

そんな歴史に名を刻む面々で組閣された最強内閣は、迅速な意思決定で、東京ロックダウン、50万円給付金、リモート国会、令和版楽市楽座、リモート万博など、大胆な政策を次々と実行していく。

最初は「過去の人間に政治ができるのか」と半信半疑だった国民も、偉人たちのえげつない決断力と実行力に次第に歓喜し、酔いしれていくが……。

時代を超えたオールスターは未曾有の危機にどう立ち向かうのか。

そして、ミッションを果たした先に待ち受けていたものとは…。

ビジネス、歴史、政治、ミステリー、あらゆるジャンルと時代の垣根を超えた教養溢れる新感覚エンターテインメント。

【目次より】
第1部 最強内閣、始動。
1 東京をロックダウンせよ!最初にやるべきこと
2 龍馬と秀吉の記者会見将(リーダー)たるもの
3 国民に50万円を10日で配る方法秀吉と三成の最強のPDCA
4 独裁者、信長の交渉国の借金、どうする?
5 この国が罹っているほんとうの病どれだけ優れた仕組みも必ず綻ぶ
6 リモート国会と歌舞伎町再編計画人を動かすということ
7 リモート万博開催ウイルスより怖いもの
8 北条政子の演説と解散総選挙言葉は刀である

第2部 この国のリーダーに相応しいのは誰だ。
9 失踪
10 経済か命か
11 令和版“楽市楽座”
12 獏を探せ
13 対立
14 信長の野望
15 綱吉と吉宗
16 戦いを訴える
17 論争巻き起こる
18 暗殺
19 攘夷
20 敵はスペード
21 天下分け目の対決
22 日米首脳会談
23 賢者の意思
24 別れ

眞邊明人(まなべ・あきひと)
1968年生まれ。同志社大学文学部卒。大日本印刷、吉本興業を経て独立。独自のコミュニケーションスキルを開発・体系化し、政治家のスピーチ指導や、一部上場企業を中心に年間100本近くのビジネス研修、組織改革プロジェクトに携わる。研修でのビジネスケーススタディを歴史の事象に喩えた話が人気を博す。尊敬する作家は柴田錬三郎。2019年7月には日テレHRアカデミアの理事に就任。
また、演出家としてテレビ番組のプロデュースの他、最近では演劇、ロック、ダンス、プロレスを融合した「魔界」の脚本、総合演出をつとめる。

「時代にあった素晴らしい本。のめり込んでよみました。こんな内閣があればと途中まで思い最後は1人1人の思いが世の中を変えるんだと言う考えさせられる本でした」

「タイトルからして中身が気になってしまい即購入。盛大なif要素だが、本当に話のようになったらと思ってしまった。」

「言葉の重みと鋭い洞察力。私は、徳川家康に会いたいと思いました。そして自分が今、何をしなければいけないのか考えさせられました。」


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