冨永愛 美の法則 ダイヤモンド社 (2020/3/12)

世界的トップモデルの冨永愛さん初のビューティブック『冨永愛 美の法則』が約7万部のベストセラーとなりました。

年齢を問わず多くの人から支持されています。

本書で冨永愛さんは、美しさの大前提として、「誰でも、その人なりの素材の良さがあるからこそ、それを見つけ追求し、活かすことが大事である」と語っています。

Contents

メイクで輝きまで消してはいけない

日本女性は、メイクがとても上手。そして濃い。

日本はコスメ大国で、すばらしいメイクアップ・コスメがたくさんあるとはいえ、ちょっと頑張り過ぎでは?と思うこともあります。

ヨーロッパの女性は、昼間はほぼノーメイクで、夕方から口紅をつけるくらい、という人が多いように思います。

だから、初めて日本に来たパリジェンヌも、朝からハイレベルなフルメイクで出かける日本女性にびっくりするそうです。

ファンデーション、眉毛、アイシャドー、マスカラもばっちり、チークも口紅も、となると、ちょっとお腹いっぱいという感じ。

やり過ぎは、その人ならではの輝きも消してしまうことになります。

メイクにも、服と同じように、やはり“抜け感”が必要だと思うのです…。

私の日常は、肌はすっぴんが基本(日焼け止めはマストだが)。眉毛だけ描き、バッグにはお気に入りの口紅が一本だけ。

ファンデーションを塗るときは、顔全体にぺたーっと塗るのではなく、顔の真ん中を中心に薄くのばすように塗り、フェイスラインは残す(顔と首元が自然につながるように)。

顔全体をすべて均一に塗ってしまうと、なんだか人工的に見えるし、その人自身の輝きや魅力も消えてしまうと思うから。

そのぶん、毎日のスキンケアは丁寧におこない、素肌を大切にしています。

そばかすや、シミ、クマが目立つ場合は、そこだけコンシーラーをちょんちょんと塗るのもいいけれど、どうしてもそこだけ厚塗りになります。

私がいま試しているのは、そこにハイライトを入れること。

パールの光でうまくカバーすることもできる。もう少しカバーしたいというときは、コンシーラーとハイライトを混ぜて塗るとよいでしょう。

きちんとしたい日のメイクは、ファンデーションを薄く塗り、眉毛を描き、薄いアイシャドーとアイライン、チーク、軽く口紅を塗って終わり。

マスカラはめったにつけない。滲(にじ)んでしまうと面倒だから、ビューラーのみのことが多いです。

マツエクをするというのも、一つの手。私も最近やってみて、この効果に驚きました。

メイクアップでは、自分に合った色を見つけるのも大事なポイントです。

たとえば、最近よく聞くカラー診断で、自分の肌がイエローベースか、ブルーベースか知るのも一案。

自分に似合う色を知らずにメイクをしていることもあるので、プロに診断してもらうのもいいと思います。

本原稿は、冨永 愛著『冨永愛 美の法則』のレッスン2「美人オーラのつくり方」からの抜粋です。

『冨永愛 美の法則』では、ボディメイクや美容テクニック、内面から美をつくる食事術なども、たっぷり収録されています。

あなたもこの夏、「美しい人になる習慣」を身につけてみませんか?

冨永 愛(とみなが・あい)

1982年生まれ。17歳でNYコレクションにデビュー、一躍話題となる。以後長きにわたり世界の第一線でトップモデルとして活躍。そしてモデルのほか、テレビ、ラジオ、イベントのパーソナリティなど様々な分野にも精力的に挑戦。2014年より3年間の休業を経て、2017年秋復帰。日本人として唯一無二のキャリアを持つスーパーモデルとして、世界一流メゾンのランウェイに返り咲く。現在、チャリティ・社会貢献活動や日本の伝統文化を国内外に伝える活動、執筆のほか、2019年秋、TBSテレビ「日曜劇場『グランメゾン東京』」では主要キャストとして抜擢、女優としても活躍。公益財団法人ジョイセフ・アンバサダー、エシカルライフスタイル SDGs アンバサダー(消費者庁)。

ネットの声

「華やかな世界での称賛を求める反面、そのためにはどんな努力もいとわない。
自分を愛してあげるため、輝かせてあげるためなら怒りをも原動力にする強さ。
強さ、怒り、負けん気を十分使い果たした後は、人は優しく強くなれるのかもしれないと思った。
同じように負けん気が強く、
安定よりも勝負の世界で生きていく方が性に合っている私としては、とても勇気づけられる本だった。
今の家庭環境、今の性格に産まれたのは、私が私として一番輝くために必要なものだったのではないかも知れないなあと徐に感じたし
腐る前に怒りをも原動力にしてきた自分を誇らしく思える本だった。
ここからは、反骨精神で進むのではなく、
今の自分を愛するため、更に高みに登るため、愛と自分への好奇心を持ってまた前に進もう、と筆者のお陰で思えた。」

「スキンケアや筋トレなど、詳しく書いている。何かを買えばよいという美容雑誌のような提案ではなく、あくまでも、ケアの仕方や自分の努力で掴み取る美。本物だなぁと感じた。
心も、キレイな方だなぁ。素敵な富永愛さん。
電子版で買ったけど、手元に置きたいので書籍を買う予定です。」


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