1960年代、ツーリングカー・レースの魅力が華やかに開花した。
その主役となったのは、その多くが何の変哲もないスポーツサルーンであった。
ヨーロッパを中心としたこれらのスポーツサルーンは、単なるファミリーカーにとどまらず、ツーリングカー・レースのために様々な性能向上が施され、文字通り“羊の皮を被った狼”としてその性能や速さを競ったのである。
日本でも、1963年に催された第1 回日本グランプリを契機として、スカイライン2000GT-B、トヨタ1600GT、ベレット1600GTなど、量産車をベースにした高性能なスポーツモデルが開発された。
これらのスポーツモデルは多くのツーリングカー・レースに投入され、時にメーカーの威信をかけて、激しいレースを繰り広げ、日本におけるモータースポーツは隆盛を極めた。
本日の新刊! #60年代のツーリングカー
羊の皮を被った狼たち #オプション #レブスピード#トヨタRAV4 pic.twitter.com/NPawkqckpf— 車の本屋ヴィレッジヴァンガードSAかしわ沼南 (@VVkashiwaSA) May 26, 2022
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