生きることと死んでいることはどう違う?現役医師が描く高齢者医療のリアル
美琴は松本市郊外の梓川病院に勤めて3年目の看護師。
風変わりな研修医・桂と、地域医療ならではの患者との関わりを通じて、悩みながらも進む毎日だ。
口から物が食べられなくなったら寿命という常識を変えた「胃瘻」の登場、「できることは全部やってほしい」という患者の家族……老人医療とは何か、生きることと死んでいることの差は何か?
真摯に向き合う姿に涙必至、現役医師が描く高齢者医療のリアル!
解説・佐藤賢一
【新入荷】
「勿忘草の咲く町で 安曇野診療記」
夏川草介 #角川文庫
現役医師が描く高齢者医療のリアル pic.twitter.com/tXMjnTRl0B— あゆみBOOKS瑞江店 (@AyumiBooks_M) March 23, 2022
著者について
夏川 草介:1978年大阪府生まれ。信州大学医学部卒業。長野県の病院で地域医療に従事。2009年『神様のカルテ』で第10回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。同作は10年、本屋大賞第2位となり、11年に映画化。300万部を超えるベストセラーとなる。著書に『神様のカルテ2』『神様のカルテ3』『神様のカルテ0』『本を守ろうとする猫の話』『新章 神様のカルテ』『始まりの木』などがある。21年4月には現役医療従事者の立場からコロナウイルス感染症についてリアルな筆致で描いた『臨床の砦』を刊行、話題を呼んだ。
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