株で大損、妻を担保にアメリカへ……
それでも、この男はすごかった!
奇想天外なアイデアと並外れた行動力、そして内助の功と多彩な仲間たち――
“別府観光の父”と呼ばれた男の、感動の生涯を描く力作長編。
オフィスアルパカ通信(525)????????????
『万事オーライ 別府温泉を日本一にした男』植松三十里(PHP研究所)は別府観光の父・油屋熊八の波乱万丈の生涯を描いた物語。数えきれない荒波を卓越したアイディアと並々ならぬ情熱で乗り越えた沸騰人生が全身を熱くする。妻の献身とラストに思わず涙!! pic.twitter.com/3QYmtnJHu2— アルパカ内田 (@office_alpaka) August 31, 2021
明治維新の五年前、伊予国(愛媛県)宇和島に生まれた油屋熊八は、大阪で経済記者をするかたわら株で大儲けし、一時は「油屋将軍」と呼ばれるほどだった。
だが日清日露の戦争後に読みを誤り、財産を失う。
妻のユキの助けもあり、熊八は再起を懸けてアメリカへ行くも、思うような成果は得られなかった。
しかし四十八歳の時、大分県別府で宿屋を始めたときから、熊八の第二の人生がスタートする。
これまで日本になかったような温泉観光地を――地元の反対、資金不足など、様々な困難に遭うも、「万事オーライ」の精神で乗り越え、仲間や妻とともに別府を日本一へと導くまでの奮闘を描いた感動の長編小説。
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