本書は、世界の最新政治ジョークを集め、簡潔な解説を加えながら、国際政治を印象的に理解できるようにするもの。
米国やロシア、欧州では、ネットにジョークサイトがあり、活況を呈しています。
政治ジョークで権力者を揶揄し、憂さを晴らすのはロシアの伝統。
近年は欧米でも広がっており、米国では深夜のテレビショーが為政者を痛烈に批判して笑いを取っています。
日本では政治や社会を皮肉る川柳の伝統があり、権力者や硬直した組織、社会を小話で皮肉ることは現代の日本社会や政治に共通するテーマと言えます。
各国の最新政治ジョークを集め、日本人が必ず笑えるジョークを選別して紹介します。
アネクドート(ロシアの小噺)は、ロシア語の韻を踏んでいて、歴史とか政治とか、その背景を知らないと???となるものが多くて、理解するまで時間がかかった自分ですが、この本を読んで、なるほど!と思った次第。
??ジョークで読む世界ウラ事情/日経プレミアシリーズ
??名越健郎 著#名越健郎 pic.twitter.com/2m0OXsCdyI— ロシア情報ちゃんねる ディスカバーロシア (@ProcoAirService) August 25, 2021
「神が天地創造した時のこと、世界一薄い本は?、世界の三大失敗料理、菅義偉首相が政権運営に頭を悩ませてると神が現れた…などなど結構笑えるジョークばかりでした。時間潰しに読むには持って来いでした」
「気軽にさらりと読めるし、思わず笑ってしまった小話も幾つかあったので楽しめたのは楽しめた。アネクドートの幾つかは、問と答と言う質疑応答形式となっており、これらが総じて堅苦しく面白みが無い。別に出典を記していないのだから、もっとくだけた感じで書き直しても良かったのでは?と思う。」
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