よむよむかたる 朝倉かすみ (著) 文藝春秋 (2024/9/19) 1,870円

本を読み、人生を語る。

人が生のままの姿になり言葉が溢れだす。

そんな幸福な時間をぎゅっと閉じ込めたい、という願いが込められた物語です。

小樽の古民家カフェ「喫茶シトロン」には今日も老人たちが集まる。

月に一度の読書会〈坂の途中で本を読む会〉は今年で20年目を迎える。

最年長92歳、最年少78歳、平均年齢85歳の超高齢読書サークル。

それぞれに人の話を聞かないから予定は決まらないし、連絡は一度だけで伝わることもない。

持病の一つや二つは当たり前で、毎月集まれていることが奇跡的でもある。

なぜ老人たちは読書会を目指すのか。

読みが語りを生み、語りが人生を照らし出す。

幸福な時間が溢れだす、傑作読書会小説。

「”スッ。会長が腕時計へと視線を下げた。それで場が静まった。なぜなら、スッ。会員たちが一斉に構えに入ったからだった。これすなわち読書会の構えとでもいうもので、まずみんなの背筋がちょっぴり伸びた”2024年発刊の本書は小樽の古民家カフェを舞台に超高齢読書サークルの日々を描く良作。?

個人的に読書会をリアル、メタバースで主宰している事から気になって手にとりました。?

さて、そんな本書は自身も舞台と同じく北海道、小樽市出身である著者の母が参加していた読書会の風景がきっかけで生まれた一冊で。古民家カフェ「喫茶シトロン」に集まる。月に一度の読書会〈坂の途中で本を読む会〉。結成20年目、最年長92歳、最年少78歳、平均年齢85歳の超高齢読書サークルの様子が、雇われカフェ店主にして、謎の手紙の投書がキッカケでスランプにおちいった小説家の安田の視線で描かれていくのですが。?

読書会を主宰する私の影響か。『坂の途中で本を読む会』と同じく地域の高齢者達の読書会に参加するようになった実母の事を登場人物たちに重ねつつ。自分の主宰する読書会も長く続けられたらな。とあらためて思いました。

また、ずっと高齢者たちの読書会の様子が続くかと思ったら、途中からマシンガントークの釈明が可愛らしいヒロインが語り手の安田の前に登場して『こちらの物語』にもほっこり。?」

「ちょっと入れなかった
例えて言うならば、大して親しくもない親戚んちに連れていかれて
ローカルトークで盛り上がってる場にとりあえず置かれてる感じとでも言えばいいか

素直に読めればほんわかと微笑ましいお話だと思う








個人的に
朝倉氏のご著書はハマれるかハマれないかがばっきり別れるんだよなー…
これまた個人的に近場の「先が長くない」相手の「ハリ」の為に
散々振り回された経験と記憶が生々しく恨み言が溜まってるため
微笑ましく思ってあげられないというのも多分にあると思う」


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