
帰郷した男を待ち受ける、脅迫、失踪、殺人事件。
幼馴染と不倫中の男に届いた不倫を咎める手紙。
相手の夫の仕業と疑うも、夫は殺され、幼馴染も失踪してしまう。
エドガー賞受賞作。
前作『嘘つきに報いを』で読者を驚かせた「私立探偵リアム・ハンター」シリーズの待望の続編となります。
今作でも、ジョー・ハートらしい「人間の暗部」と「スピーディーな展開」が健在です。
単なる犯人探しにとどまらず、登場人物たちの心理的な葛藤や、社会の歪みが重厚に描かれているのがこのシリーズの魅力です。
シリーズものですが、リアム・ハンターというキャラクターの背景さえ掴めていれば、今作からでも十分に楽しめます。
ただ、彼がなぜこれほどまでに「罪」に対して冷徹かつ執着的になれるのかを深く知るには、前作『嘘つきに報いを』も併せてチェックしておくのがベストです。
著者:ジョー・ハート(Joe Hart)について
ジョー・ハートは、アメリカのミネソタ州出身の作家です。
彼のスタイルは、**「息もつかせぬサスペンス」と「剥き出しの感情」**が同居している点にあります。
「ページをめくる手が止まらないが、読後感には独特の重みが残る」と評されることが多く、今回の『罪人に死を』も、タイトルの通り「罪と罰」を巡る強烈な物語が期待されます。
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