カワサキのWシリーズが目白押し?W250にW175!?

カワサキ「W250 or メグロS3」は2023年秋に登場か……インドでW175の導入を発表

FI化などでインドの厳しい排出ガス規制に適合した空冷177cc単気筒

すわ、W250の登場か?! と先走ってみたものの、実際にインドで発表されたのは、インドネシアやタイで販売されているW175が新規導入されるということで決着しました。

やはり当初のスクープ通り、W250(日本名はメグロS3になる?)は2023年秋に登場する形になりそうです。

これまでのW175は、インドネシアやタイの排出ガス規制がそれほど厳しくないこともあって、キャブレター仕様の空冷177cc単気筒を搭載していましたが、インドは欧州におけるユーロ5に近いBS6という排出ガス規制を敷いているため、このたび導入されるW175は新たにFI化などを施して環境対応を行っています。

カワサキインディアの現行モデルラインナップは、これまでオフロード競技車両を除いてニンジャ300が最小排気量モデル。

これにW175を加えることで、カワサキはインドの200cc以下のスモールクラスで戦うための武器を手に入れることになります。

10年以上も前から「インド市場はいずれ大きな盛り上がりを見せる」と言われてきましたが、まさしくその時が来ていると言える現在。

よりワイドレンジでモデルラインナップを揃えるべく投入されたのがW175と言えそうです。

FI化したことで日本への導入も可能?

W175の現地価格は、スタンダードの黒が14万7000ルピー(日本円換算約25万9000円)、スペシャルエディションの赤は14万9000ルピー(約26万3000円)と発表されました。

なお、詳細なスペック等は未発表ですが、公開された画像から判別できる新装備はFI、フロントブレーキのABS、大型グラブバーといったところ。

黒は現地販売されているW800(日本名:W800ストリート)に近いカラーリングだが、SEの赤はインド受けしそうな赤×金ラインで仕上げられています。

なお、FI化などでBS6に適合しているということは、日本への導入もしくは並行輸入も可能といえなくもないでしょう。

2023年秋に登場する? エストレヤの転生モデルがブランニュー「メグロS3」だ!

じつは、「KLX230のエンジンを転用したレトロバイクが登場する可能性アリ」との情報もあり、これが国内ではメグロS3としてデビューする可能性が高いとされています。

メグロS3と想定しているそのモデルは、ようするにかつての人気車エストレヤが形を変えて復活するというストーリーを背負ったもの。

これがグローバルモデルとして展開する際に、仕向け地によってW250(あるいはW230?)を名乗る可能性もあります。

ネットの声

「メグロS3かー!
プラットフォームはエストレヤなんやろねぇ
W800
W650
W400
W250 ← New!!
W175」

「ワクワクしたんだけど、写真見たらSUZUKIのST250なんじゃないかと思わせる外観。
ワクワク感が宙ぶらりんになる。」

「エストレヤ、欲しい候補だったけど絶版になったし中古バイクがアホみたいな値段になっててな。
カワサキはスタイル壊さないから期待する」

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