渋滞をバイクがすり抜けていく……道路での「追い越し」と「追い抜き」って意味が違うって知ってた?
ゴールデンウィークの最中、高速で渋滞にはまっていると、バイクが間をすり抜けていった…。
そんなバイクの走り方ですが、「追い越し」と「追い抜き」の意味が違うってご存じでしょうか。
目次
センターラインをまたぐかどうかがカギ
渋滞するクルマの間をすり抜けてバイクが走っていった。
このことを「追い越し」とか「追い抜き」というが、道交法的には両者は使い分けられています。
まずは追い越し。
これは後方の車両が、車線変更をして(=センターラインや車線境界線をまたいで)前方車の前に出ることをいいます。
同年代のバイク乗り、くそでかバイクばっかりなのでそもそもすり抜けしねぇからな。ふてぶてしい顔して「今日はこんでやがる」ぐらいのもんで。速度もスタートは出しても40kmぐらいからすーっと巡行だしな(加速してスムーズに合流してるだけ)。
腕があったって余裕のドライブだよなぁ— みやび(嘘つき悪魔) ?? (@hmiyabi) April 30, 2024
追い抜きとバイク
となれば想像が付くでしょう。
いっぽうの追い抜きは、車線変更をしないで(=センターラインや車線境界線をまたがずに)前方車の前に出ることを指します。
道路の車線幅には決まりがあるから(たとえば高速道路の車線幅は3.25~3.75m)、自動車が「追い抜き」をすることはほぼ不可能。
つまり追い抜きはバイクだけができる専売特許ということになるのです。
バイクの「すり抜け」とかいう曖昧な表現。話しをややこしくしている気がする。追い越し・追い抜きで語った方が良いな。
— notti (@notti_power) April 30, 2024
同一車線内であれば違反ではない
クルマに乗っていると「ここは追い越し禁止だからあのバイクは交通違反では?」といった場面に遭遇しますが、そんな場合でも同一車線内だけを使って前に出たならば、バイクは違反ではないということになります(無謀な追い抜きはもちろんご法度ですが)。
イライラは事故にも繋がる。乗り物それぞれの特性を理解して、気持ちいいドライブをしたいものです。
いい加減自転車乗ってる、もしくはバイクライダー各位におきましては、狭い道路で左すり抜けをやめてもらいたい。こちらも幅寄せしてるけどあれは一応事故防止のためだからな…
— it@プロのパソコニスト (@mrkessi) April 29, 2024
ネットの声
「最近やたらと交通違反を見つけてネットに上げる人がいる。何の意味があるのか。もしひき逃げのように、重要な証拠となるような映像なら、警察へ届ければ良い。また逆走のように、重大事故を起こす可能性のあるものも、警察へ届ければよい。ネットに上げる意味が無い。あなたが「注意喚起」なんてする必要はない。注意喚起したいなら、報道機関に提供して、報道機関が注意喚起をすればよい。一見正義感にみえるが、その行為は「自己満足」であり、「承認欲求」であり「閲覧数かせぎ」でしかない。いい加減やめて欲しい。」
「渋滞を作っているのは自動車側だし、MTのバイク、低速で安定感に欠ける状況で渋滞に付き合えなんて思わないな。
俺は二輪が通りやすいように車体を寄せる。大体、自動二輪以上のバイクなら先行させれば二度と出くわすことはないしね。」「常々感じているが、大渋滞の中、真夏の炎天下ならライダーは熱中症になりかねない。
そんな状況なら路側帯の通行を認めたほうが、車とバイク両者にとって安全かと。
緊急車両の為に空けておけ?ですかね」