「ドラゴンクエスト」新作めぐるインサイダー取引事件
有名ゲームクリエイターを逮捕 逮捕者3人に 東京地検特捜部
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」の新作の開発情報をめぐるインサイダー取引事件で、東京地検特捜部は、11月18日、ゲームクリエイターの中裕司容疑者(57)を新たに逮捕しました。
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インサイダー取引で逮捕
特捜部の発表によると、中容疑者は、ゲーム会社大手「スクウェア・エニックス」(スクエニ)の社員だった2020年1月下旬ごろ、スクエニとオンラインゲーム制作会社「Aiming」が共同で開発を進めていた、スマホ向けの新作ゲーム「ドラゴンクエストタクト」に関する重要情報を知ったということです。
中容疑者は、その情報が発表される前に、「Aiming」の株式およそ1万株を、およそ280万円で買い付けたとされています。
逮捕容疑は、金融商品取引法のインサイダー取引です。
ゲームクリエイターも人生の大事な時間削って良いゲームを作っていると思うのですが、その見返りとして目の前にニンジンがぶら下がっている方が良いゲームが出来るのをSEGA分社化の時に見たので、同じような仕組みにしたかったんです。私の事でなく沢山の部下達とセガの為になんとかしたかったんですよ https://t.co/ls9Dz3MjSR
— Yuji Naka / 中 裕司 (@nakayuji) November 14, 2022
すでに2人が同容疑で逮捕
この事件では、17日、スクエニ元社員の佐崎泰介容疑者(38)と、知人の鈴木文章容疑者(40)が、同じくインサイダー取引の疑いで逮捕されています。
2人は、Aimingの株式合わせておよそ16万2000株を、およそ4720万円で買い付けたとされています。
3人とも、「ドラゴンクエストタクト」に関する情報が発表されれば、Aimingの株価が値上がりすると考え、株を購入したとみられています。
3人が、株を売り抜けていたのかなどは明らかにされていません。
今のウルトラシリーズに円谷英二は全く関わっていなくても円谷英二をウルトラシリーズを作った人と言って文句はこないのに、中裕司をソニックシリーズを作った人というと今は関わってないかそう言うなって声が上がって、ソニックシリーズから中裕司が消されそうでそれはそれで辛いものがあるのだった。
— タニグチリウイチ:2022年も引き続き週何日か三鷹通い (@uranichi) November 18, 2022
ソニックシリーズの産みの親
18日逮捕された中容疑者は、「ソニック」シリーズの開発で知られる有名ゲームクリエイターだという。
中裕司、『バランワンダーワールド』の失敗責任をスクエニになすりつけたと思ったら自分はドラクエでインサイダー取引は流石にキツすぎ。もうソニックを汚さないでくれ??
— 下田歌劇 (@getback_kohey) November 18, 2022
ネットの声
「中 裕司 さんと言えばソニックザヘッジホッグ、ナイツなどの生みの親でもあるが、ファンタシースターオンラインのプロデューサーを務め、ゲーム賞を5つも受賞した有名なゲームクリエイターだ。
スクエニ関連の話題で言えば以前、開発中のバランワンダーワールドのディレクターを外され、スクエニ側を提訴していたことも記憶に新しい。
最近やや暗雲が流れるような状況にあり、不安に思う事もあったが、まさかこんな事になってしまうとは。
輝かしい時代の中さんを見ていた側として、とても残念であり悲しい事です。」「沢山の名作を生みだしたゲームクリエーターが逮捕か・・中裕司の90年代の大活躍を知っていると悲しくなるね。最近は、スランプ気味で苦労をされているような感じだったが、まさか捕まるなんてね。彼のファンとしては、罪の償いが終わったらまた面白いゲームを作って欲しい、非常に難しいとは思いますけど」
「SEGA信者の自分としては中、鈴木ダブル裕さんには本当にSEGAゲームではお世話ににりました。自分はドリームキャストの終焉と共にSEGA信者からそして家庭用ゲームからも脱却しました。チラ見程度ですがスクエアエニックス入社そして裁判となり退社という記事を見ましたがそれはさして気にもしませんでした。しかし逮捕となると………とてもやりきれない気持ちになります。20数年ぶりに6月にファミ通を買ってSEGAは今どんなゲームをだしているのかな?と、新作を見るとソニックのみでそこからはなにも情報がなく………歳をとると涙もろくなっていけません、自然と涙がでてきて………」