『サイレント・ナイト』人類滅亡までの最後のクリスマスイブ

間近に迫る人類滅亡! “地球最後のクリスマスイブ”に集まった人々の不可解な表情とは!?

キーラ・ナイトレイ主演、人類が滅びゆく“地球最後のクリスマスイブ”を過ごす家族の姿を描く『サイレント・ナイト』の場面写真を一挙紹介。

クリスマス映画と終末的なディザスター映画という対極的なジャンルの融合

家族が絆を確かめ合い、恋人たちがロマンティックなひとときを過ごすクリスマスイブ。

そんな特別な一日を背景にしたクリスマス映画には、『素晴らしき哉、人生!』(46年)、『ホーム・アローン』(90年)、『ラブ・アクチュアリー』(03年)に代表されるように、楽しくて心温まる名作がいくつもあります。

本作は、そうしたクリスマス・ムービーのイメージを根こそぎ覆すイギリス映画。

もしも家族と友人たちが集うクリスマスが“人類滅亡の日”だったら?

クリスマス映画と終末的なディザスター映画という対極的なジャンルを融合させ、前代未聞のサプライズを呼び起こします。

キャストも実力派揃い

製作は『キック・アス』、『キングスマン』シリーズのヒットメーカー、マシュー・ヴォーン。

『ラブ・アクチュアリー』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでおなじみのキーラ・ナイトレイが主演を務め、

『ジョジョ・ラビット』(19年)のローマン・グリフィン・デイヴィス、リリー=ローズ・デップらが脇を固めます。

田舎の屋敷でクリスマスのディナー・パーティーを催そうとしているイギリス人夫婦のネル(キーラ・ナイトレイ)とサイモン(マシュー・グード)、彼らの息子たちであるアート(ローマン・グリフィン・デイヴィス)、双子のハーディ&トーマスの5人家族のもとに、学生時代の親友たちとその伴侶が次々と集まってくる。子供を含む全12人の男女は久々の再会を楽しんでいたが、今年はいつものクリスマスとは違っていた。あらゆる生物を死に至らしめる謎の猛毒ガスが地球全土を席巻し、明日にもイギリスに到達するのだ。果たして、彼らは“最後の聖夜”をどう過ごすのだろうか……。

クリスマスパーティの様子を公開

今回紹介する場面写真は、迫り来る人類滅亡の日に、ナイトレイ演じるネルとマシュー・グード演じるサイモン夫婦の屋敷で開かれるクリスマスパーティーの様子。

招待客は夫妻の学生時代からの親友たちとその伴侶です。

ド派手な光沢ドレスをまとったサンドラ(アナベル・ウォーリス)と控えめな夫トニー(ルーファス・ジョーンズ)、あどけなくも口が達者な娘のキティ(ダヴィダ・マッケンジー)ら全12人は、悪態まじりのジョークを交わしながら旧交を温め合います。

メイン写真では、クリスマスらしい真っ赤な壁紙にキャンドルや柊で装飾された完璧なテーブルセッティング、ネルが腕によりをかけた豪華な料理が並んでいます。

サイモンが乾杯の音頭をとろうとしているのですが、よく見ると一同の表情はこわばり、参加者の1人を見つめています。

呆気にとられたような表情や、相手を睨みつけているように見える者もいます。

この“特別すぎる”聖なる夜に巻き起こる不穏な序章を予見する1枚となっているのです。

ネットの声

「「グリーンランド」とか「ドント・ルック・アップ」とか、終末ブーム来てんのかよ」

「バイデン政権で岸田政権で習近平三期目でウクライナ戦争で、地球天候大不安定で、不安になるのは当たり前。」

「『サイレント・ナイト』試写。ほぼ室内シーンで舞台劇風。ディザスター映画にしては異色!と思ったら前半と後半で雰囲気が一変。伊映画『おとなの事情』みたいなノリから一気に終末系の重暗い世界に。ハリウッド映画とは違う容赦のなさ。最悪の設定、最悪の展開。でも、ラストは?観てのお楽しみ。」

「サイレント・ナイトというタイトルから、てっきり幸せなファミリー映画かと思いきや…まさかの終末映画!
クリスマスムービーのイメージが根こそぎ覆されるところがイギリスらしいのかな。
猛毒ガスが迫り来るとわかって、彼らがどう向き合っていくのか気になる!
これは映画館で観たい。」

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