松本人志と違って志村けんなど大御所は遊び方もきれいだった

「志村けんさんは1千万円単位を渡していた」 松本人志の性加害報道、かつてのスターとの違いとは

決着までは数年かかるとみられている松本人志と文春の対決。

性加害ではなく、不倫であるだけでも芸能生命を危機に陥らせかねないというのはこの数年の「常識」となっているのですが、かつてのスターたちとの一番の違いとは――

「芸者や水商売の女性と遊ぶのを美学としていた」

芸能人の女性スキャンダルが報じられると、糾弾されるよりは「女遊びは芸の肥やし」などと許容される時代がかつてありました。

ジャニーズにおける一連の「性加害」が社会問題化した令和の世にあっては、牧歌的な言い分としか受け取らない人が大半でしょう。

そもそも「女遊び」という概念自体が時代錯誤も甚だしいと言われればそれまでなのですが、昔の“遊び”は前提が異なったという指摘もある。

「昔から『芸の肥やし』なんて遊び方が許されていた背景には、たとえファンであっても素人には手を出さない暗黙のルールがありましたね」

と解説するのは、作家で演芸評論家の吉川潮氏。

「女遊びが好きでよくモテた藤山寛美や勝新太郎は、玄人さん、芸者や水商売の女性と遊ぶのを美学としていましたが、それは彼女たちが己の分をわきまえていて手切れ金さえ弾めば口外しないから。そうしたお金をケチって暴露された総理大臣もいたけど、昔の芸人はキレイに払っていたもんですよ」

上の世代の「キレイな遊び方」

過去に不倫報道で一時表舞台から去った「アンジャッシュ」の渡部建(51)も、六本木ヒルズの多目的トイレで女性とコトに及んだあと、1万円だけ手渡した一件が話題を集めました。

芸能リポーターの城下尊之氏が指摘するには、

「上の世代のキレイな遊び方を知らないまま人気者になるから、トラブルが起きるのでしょう。私も勝さんに銀座の高級クラブに連れて行ってもらいましたが、連れの客が女の子の嫌がる下品な話をしていたら、さりげなく別の話題に変えて助けたり、酒の弱い私に“無理せず自分のペースで飲んで”とささやいてくれたりして、ホステスさんたちからも好かれていました」

「“何百万か渡すんですか”と聞くと…」

玄人遊びなら、かのビートたけし(77)は豪快だったと城下氏が振り返ります。

「たけし軍団のさる方から聞きましたが、たけしさんは川崎のお店を貸切にして軍団のメンバーを全員引き連れて行く。店にとってもありがたいし、軍団も人目につかないから助かる。後輩の面倒見もよくて、豪快にお金をかけて遊んでいたそうです」

そして4年前、70歳で亡くなったあの大物芸人は、こんな具合でした。

「何人もの女優などと関係がうわさされながら生涯独身だった志村けんさん本人から聞きましたが、彼には一定期間、交際する女性が一人常にいて、いくらでも制限なく使えるブラックのクレジットカードを1枚渡していたそうです。別れ際も文句を言われないようにまとまったお金を渡していたと。私が“何百万か渡すんですか”と聞いたら、“桁が一つ違うよ”と。要は1千万円単位だったそうで、これまで女遊びに使ったお金を合計すると青山にビルが建つと言っていましたね」(同)

バラまく金額が莫大で、銀座の高級クラブといった玄人を相手にする往時の夜遊びは影を潜めました。

「互いに納得するようでなければ…」

その時代背景を前出の吉川氏はこう読み解きます。

「東映の梅宮辰夫とか山城新伍が大部屋女優やホステスを何人も斬ったとか、そういう話は今の時代じゃアウトだけど、それも玄人や仲間内の話でした。近ごろは玄人さんと呼ばれた水商売の女性などが、SNSで簡単に客の名前をバラして“下手だった”とか書く時代になったでしょう。芸能人も昔ほど玄人さんを信用できなくなったから、カネのかからない素人さんでいいじゃないか、となってしまったんでしょう」

芸能人のみならず球界やサッカー界でも下半身問題がやり玉に挙がるケースは多々あるだけに、こうした遊び方をしていたVIPたちは戦々恐々の態ではないでしょうか。

城下氏に言わせれば、

「ひと昔前から芸能人といえば、酒を飲み、ばくちを打って、女を買うといったことをしてはいましたが、時代や方法は変われど女の子と遊ぶなら、しっかりとお金を渡して連絡も取り合って、その関係について互いに納得するようでなければ、相手も人間ですから怒りの感情を持たれてしまうと思いますね」

ネットの声

「ビートたけしさんがテレビタックルで「素人と遊んで交通費3千円とかセコ過ぎる」って言ってたみたいだけど、まさにそこだと思う。
渡部さんも1万円とかだったけど、もう少しきちんとしてたら最低でも相手からの暴露は無いと思う。
明確に性的なことが目的なら吉原の高級店に行ったって6万円以上するんだから、それくらい払えよと思う。
あと東京のホテルの件は分からないけど、大阪のホテルと福岡のホテルは「松本の休日」と「福岡人志」の番組制作がセット(前乗りとかで)になってるっぽいから、ホテル代もテレビ局か会社(吉本興業)から出てたんじゃないかと思うと、より一層セコく感じる。」

「お金が全てでは無いけど松本人志さんも一晩共にしてくれたお相手に1千万円とは言わなくても毎回数百万円渡してたらここまでの被害者を名乗る人は現れ無かったのでしょう。

この状況になってしまつまたら、同意の有無は関係無く、お相手してくれて良い思いもしたのだから日本のトップの芸能人として一律1千万円位ずつ渡して終わりにすれば良いかと思います。

日本一の芸能人なので尊敬はしていますがせこいとは思います。」

「関東芸人と関西芸人の違いだと思う、、
TVでもたまに映るけど、後輩とかそこに来た若い子に帰りのタクシー代を渡す時に違いがわかりますね。
ある程度売れてる芸人さんは関東の芸人さんは見ていると足代として10,000円くらいを渡しているけど関西芸人さんは何処まで行くの?なら3,000円で足りるねとか相乗りで行ったら安く済むと言っているのをその違いが気になっていました。その後の女の子の言葉が印象的でした、セコ!マジで3人で相乗りでと言って3,000円しかくれなかったと言っていたのを笑いながら見ていました。まぁ関西芸人はケチな方々が多い感じですね。」

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