「小さな恋のメロディ」トレーシー・ハイドとマーク・レスターが来日

「小さな恋のメロディ」主演コンビ M・レスター&T・ハイドが渋谷でトークショー

青春ラブストーリーの名作として長年、愛されている英映画「小さな恋のメロディ」(71年)に主演したマーク・レスター(64)とトレイシー・ハイド(63)が10月25日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で舞台あいさつを行いました。

ビージーズの映画イベントに合わせて

映画で多くの楽曲が使用された英兄弟バンド「ビー・ジーズ」のドキュメンタリー映画「ビー・ジーズ 栄光の軌跡」(11月25日公開)の公開を記念して「小さな-」が特別上映されたのに合わせたイベント。

ハイドに続いてサプライズでレスターが姿を現すと、満席の会場からどよめきが起きました。

ハイドは「50年たって、また皆さんの前に立つことができて、お話しすることができて、たいへん幸せに思います」と、50周年を迎えた喜びを語った。

それぞれが思いの曲を

映画に使われたビー・ジーズの楽曲では、ハイドは「若葉のころ」、レスターは「メロディ・フェア」が好きだそう。

ハイドは「若葉のころ」の歌詞について「自分という人間は変わって2人の恋は終わってしまったけれども、前にここにいた子供だった自分の他に、大人になった別の自分がここにいる」というビタースイートな解釈を披露。

レスターは「メロディ・フェア」が「自分にとっては何よりも、トレイシーが演じたメロディのイメージとして心に刻まれています」と明かしていました。

ビー・ジーズについて

また、ビー・ジーズについて、ハイドは

「ビー・ジーズが撮影中に会いに来てくれたこともあったんですが、私は当時11歳くらいだったので、彼らがどれぐらい偉大な存在なのかよく知らなくて、何年かたってから、すごい人たちに音楽をやってもらったのが分かりました」

と告白。

「英国でもディスコで(ビー・ジーズが音楽を担当した)『サタデー・ナイト・フィーバー』の楽曲がかかるとフロアがいっぱいになって、私もたくさん踊りました」

と打ち明けていました。

レスターは

「実はもともとビー・ジーズのファンで、初めて買ったレコードがビー・ジーズの『マサチューセッツ』でした。彼らのキャリアをずっと追いかけていたので、こういう形で関われたことをたいへん幸せに思っています」

と振り返っていました。

ネットの声

「高校一年の時この映画を観に行きました。トレイシー・ハイドが本当に可愛いかった。あれから半世紀が過ぎ、全てが変わりましたね。」

「地方だから直接は観れないけど日本に来日してくれてありがとう。」

「私はトレーシーハイドと同い年。自慢じゃないが若い頃は色白の美少年でモテモテだったが、今は見る影もないジジイになった。自分も変わったが、二人の変わりようも凄いな。やっぱり50年の歳月は大きいわ。」

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