「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考 末永幸歩(著) ダイヤモンド社 (2020/2/20)

かんたんなアートの歴史です。

アートって苦手と思う人ほど、ためしに読んでみてください。

タイトルにある「13歳」というキーワードですが、これは学校の好きな教科アンケートで美術の時間がワースト1位になるタイミングだそうです。

本書は美術教師が著したものです。

そのため、誰にでもわかりやすく教える文体となっています。

数ある芸術書の中でも理解しやすい一冊です。

この不透明で混沌とした状況下、自分なりに探求の根を生やすのに最適な本ではないでしょうか。

「私の場合、「正解を見つける力」は頑張ってトレーニングしてきましたが、「答えをつくる力」を養えなかったのは、アートを軽んじてきたからかもしれないと感じる本でした。
音楽には比較的向き合えるのですが、図工や美術となると……。

そんな私でも、とっても楽しく、エキサイティングに読めました。
また、謎解き風な構成も、魅力的でした。

好むと好まざるに関わらず、パラダイムが変わってきているのを感じる今、「答えをつくる力」を涵養するためにも、手にしておきたい視点であり、知見だと思いました。


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