「彼女は無理やりこの国に連れてこられただけなのだ」
この女性(拉致被害者)を連れて、日本に亡命するーー。
祖国に絶望した北朝鮮海軍の精鋭達。
45年前、島根の海岸で拉致された日本人女性。
彼らを乗せた潜水艦が辿る壮絶な運命とは?
「お父さん、お母さん……日本に帰りたいよっ」
北朝鮮の陸海空軍による大規模軍事演習。
国の威信をかけたこの行事で、桂東月(ケ・ドンウォル)大佐は潜水艦による日本への亡命を決行した。
しかも、拉致被害者の女性を連れて–。
だが、そんな彼らを朝鮮人民軍が逃すはずがない。
特殊部隊、爆撃機、魚雷艇、対潜ヘリ、コルベット艦、そして……。
息つく間もなく送り込まれる殲滅隊の攻撃をくぐり抜け、東月達は日本に辿り着けるか?
極限状況ゆえに生まれる感涙の人間ドラマ。
超弩級エンターテインメント!
みなさま、本日「脱北航路」(月村了衛さん)が発売です。応援よろしくお願いします。最高のエンタメ傑作。サイン本と手書きPOPを書いていただきました。 pic.twitter.com/YKJQDHp00r
— 幻冬舎 営業局 (@gentosha_shoten) April 13, 2022
「魚雷長、在旭(ジェウク)を始め、潜水艦11号のエキスパートたちが、それぞれの持ち場で、それぞれの役割を全うしながら、隠岐島西北60キロの海へと浮上し、潜航します。少し、気持ちの入りすぎたレビューになってしまったかもしれません。ラストは、「侠気」を刺激して止まない。」
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