僕の祖父には、秘密があった。
終戦後と現在、ふたつの時代を「カレー」がつなぐ絶品“からうま”長編小説
ゴミ屋敷のような家で祖父・義景と暮らすことになった孫息子・桐矢。カレーを囲む時間だけは打ち解ける祖父が、半世紀の間、抱えてきた秘密とは――
ラスト、心の底から感動が広がる傑作の誕生です。
【感動の声、続々! 】
「ひとの持つどうしようもなさ、そこから生まれる愛おしさ。味わい深く余韻ある作品」――町田そのこさん
「あの時代を生きてきた祖父と、この時代を生きているぼく。どうしようもない噛み合わなさと、どう向き合うか。いま必要なテーマをじっくり煮込んだこれぞテラチ風味の極うま長篇」――瀧井朝世さん
\食べとくれ/ 本日発売??
寺地はるな最新刊『カレーの時間』
全国の書店員から大反響?
「脳天を撃ち抜かれるような衝撃」と「ほんわかした雰囲気」。真逆のような魅力が同居する、これぞテラチ印の感動長編。
#カレーの時間 #寺地はるな #三洋堂書店 #ブックセンタージャスト #宮脇書店 #有隣堂 pic.twitter.com/n9bYHBxyTC— 実業之日本社 文芸出版部 (@JITSU_NICHI) June 8, 2022
カバー撮影/山本まりこ
著者について
1977年佐賀県生まれ。大阪府在住。2014年『ビオレタ』で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。2021年『水を縫う』で第9回河合隼雄物語賞を受賞。他の著書に『今日のハチミツ、あしたの私』『大人は泣かないと思っていた』『夜が暗いとはかぎらない』『ガラスの海を渡る舟』『タイムマシンに乗れないぼくたち』などがある。
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