テレワークで特に気をつけなければいけないこと…セキュリティ対策は万全に

2020年5月7日 2020年5月7日

ノートンライフロックは4月13日、在宅勤務時に安全にインターネットを利用するための注意点について情報を公開しました。

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の拡大防止策としてテレワークを推奨。

その中で、サイバー犯罪に巻き込まれないように気を付けるべき7つのポイントについて解説しています。

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フィッシングメールに注意する

新型コロナウイルスに関連する社内外から届くメールの中には、フィッシングメールが紛れている可能性があります。

メールに添付したファイルやリンクを開くことで悪質なソフトがダウンロードされ、情報洩えいなどの被害につながる可能性があるのです。

怪しいメールを受け取った場合は開かないようにし、取引先や企業を装った疑わしいメールは、直接その企業などに連絡して確認することが重要です。

新型コロナウイルスに関連したフィッシングメールの例としては、

1）世界保健機関（WHO）からの警告を装うメール
2）新型コロナウイルスから身を守るための医学的アドバイスと称するメール
3）企業による「コロナウイルス対応」の方針を語るメール

などが確認されています。

フィッシングメールにだまされないためのポイントとして、

個人情報の入力を要求するメールに注意する
メールアドレスやリンクが怪しくないか確認する
「ご担当者様」など、宛名に名前が記載されていないメールに注意する

などを挙げています。

「コロナウイルスの検査キットを提供する」などの疑わしい広告に注意すること。

このような広告は多くの場合、「今すぐ購入、数量限定」などの宣伝文句で切迫感を演出しています。

こうした広告をクリックするとマルウェアがダウンロードされる可能性があるのです。

購入した場合でも商品が届かない場合や不良品が送られてくる恐れもあり、住所やクレジットカード番号などの個人情報が流出する危険もあります。

電話会議ツールなどをインストールする機会が増えるました。

そのため、危険性のあるアプリやソフトをインストールしないように注意しましょう。

PCやスマートフォンにインストールされているセキュリティツールを活用すること。

インストールされていない場合、セキュリティソフトを使用しましょう。

そうすることで、危険なメールやウェブサイト、ソフト、アプリ、広告などのリスクを避けることができます。

PC、スマートフォン、ソフト、アプリを常に最新の状態にアップデートすること。

アップデートを怠ると、脆弱性（セキュリティ上の欠陥）が発生し、サイバー攻撃に遭う可能性があります。

Wi-Fiが暗号化されていない状態では、送受信している内容が盗聴される可能性があります。

テレワーク期間中は、ビジネス上の重要な情報（顧客情報、財政情報、ビジネス戦略など）を送受信する機会も多くなっています。

そうなると、情報が漏えいすると大きな損失につながるのです。

対策として、VPNを使用することで、Wi-Fi利用時の通信内容を暗号化して対策することができます。

新型コロナウイルスに関する情報を入手するときは、政府、厚生労働省、医療機関など信頼できる情報源に直接アクセスすること。

不明な情報源の中には、リンクを開くことで悪質なソフトがダウンロードされる危険があります。