長年、老年精神医学に携わり、6,000人以上の高齢者を診てきた著者は、いい歳のとり方をする人と、そうでない人がいることを日ごろ実感している。
いい歳のとり方をしている人は、老いを素直に受け入れ、老いの現実にジタバタしたりビクビクしたり、あるいは何かに固執したりすることなく、老いそのものを楽しもうとする。
本書では、そうした魅力的な理想の老人を、「品のある老人」「賢い老人」「おもしろい老人」という三つのカテゴリーに分けて解説し、それらを備えていることが「老いの品格」であるとする。
そのようなすてきな老人になるためにはどうすればよいか。著者は、「知識に経験を交えながら議論する」「いつまでも現役の消費者でいる」「墓より金より名前を残す」など、具体的なヒントを提示している。
70代、80代を安心して快活に生きる方法を説く本。老いることに勇気が湧き、老いを楽しみたくなる!
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『子宝船』#宮部みゆき
『老いの品格』#和田秀樹
『最高の死に方をするための最高の生き方』#並木良和
『世界と日本を目覚めさせたウクライナの「覚悟」』#倉井高志 pic.twitter.com/kS3wNa9r4S— PHP普及局☆PHP研究所の書籍・雑誌情報を発信します! (@PHPfukyu) June 18, 2022
著者について
和田 秀樹(わだ ひでき)
1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在、和田秀樹こころと体のクリニック院長。高齢者専門の精神科医として、35年近くにわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス新書)、『80歳の壁』(幻冬舎新書)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)、『「損」を恐れるから失敗する』(PHP新書)などがある。
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