
ひととまちを描いてきた著者の新境地。ニュータウンが舞台の感動小説。
町も変わる。人も変わる。
変わることは、始まることだ。
「歳をとったニュータウン。オールド・ニュータウン。おれが育った町。離れて、戻った町。離れる前よりは根づけたような気がする」
母が亡くなったことを機に会社をやめ、父が遺した日本そば屋を継いだ鳴樹。
父の時代にやっていなかった出前サービスで商機を見いだそうとした鳴樹は、幼なじみの小枝に声をかける。
気持ちを新たに二人で再開した『ささはら』には、徐々に客も増えてきた。
そんなある日、出前先で再会した顔見知りの和太は少しヤンチャな青年になっていた。
どこか気にかかる鳴樹は、和太にある提案をしてみるのだが――。
この町に暮らし、さまざまな結びつきを持つ人々が織りなす、心に染み入る人間模様。
ディア・オールド・ニュータウン
小野寺史宜 角川書店
この前に読んだ「タッグ」のカバーで発売を知ってから楽しみにしてました。 pic.twitter.com/GOBbhaHwyE— kb (@kb19812) March 1, 2025
著者について
小野寺 史宜
1968年、千葉県生まれ。2006年「裏へ走り蹴り込め」で第86回オール讀物新人賞を受賞。2008年、第3回ポプラ社小説大賞優秀賞受賞作の『ROCKER』で単行本デビュー。他の著書に『みつばの郵便屋さん』シリーズ、『太郎とさくら』『本日も教官なり』『それ自体が奇跡』『ひと』『夜の側に立つ』がある。
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