
第12回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作
二十一世紀半ばに文明は滅んだ。東京は赤い霧に包まれ、そこから戻って来た者はいない。
山奥の僻村イリス沢に生き残った少数の人々は、原始的な農耕と苛酷な封建制の下で命を繋いでいる。
早川書房からカスガさんの『コミケへの聖歌』をいただきました。第12回ハヤカワSFコンテスト大賞受賞作。つかみだけ見ると可愛い話かと思いきや、すごくシビアなディストピアものでした。でも、これこそが「今」の気分なのかもなあ。力作! pic.twitter.com/QjT8U6Wbnh
— 堺三保/Mitsuyasu Sakai (@Sakai_Sampo) January 11, 2025
そんな時代でも、少女たちは廃屋を改造した〈部室〉に集まり、タンポポの〈お茶〉を優雅に楽しみながら、友情に、部活に、マンガにと、青春を謳歌する。
彼女ら《イリス漫画同好会》の次なる目標は〈コミケ〉、それは旧時代に東京の海辺に存在したマンガの楽園だ。文明の放課後を描く、ポストアポカリプス部活SF。
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