コンビニ兄弟 テンダネス門司港こがね村店 町田そのこ (著) 新潮社 (2020/8/1)

あなたの心、温めます。

九州だけに展開するコンビニチェーン「テンダネス」。

その名物店「門司港こがね村 店」で働くパート店員の日々の楽しみは、勤勉なのに老若男女を意図せず籠絡してしまう魔性のフェロモン店長・志波三彦を観察すること。

なぜなら今日もまた、彼の元には超個性的な常連客(兄含む)たちと、悩みを抱えた 人がやってくるのだから……。

コンビニを舞台に繰り広げられる心温まるお仕事小説。

「読みやすく、面白かったです。続編が出そうな内容でした。もし出るのならそれも読みたいです。」

「地元がテーマということで立ち寄った本屋で衝動買いしました。プロローグから最後まで一気に引き込まれて読み続けました!ひとつひとつの話が面白く、登場人物も皆素敵な人達ばかりです。何より店長や店員たちの雰囲気にほっこりさせられ、このコンビニに通いたい!と強く思いました。北九州の門司港を知ってる方はより楽しめる内容なので購入して間違いないです!逆に門司港を知らない方でも全然問題なく、ひとつの素晴らしい連作小説として楽しめます。ここ数年で一番のお気に入りの小説になりました!保存版も購入します(笑)」

「2020年の収穫は、町田そのこという類まれな書き手を知ったこと。結構シリアスな内容のものが多いのだけれど、本作は意外にもコメディたっちの現代的人情もの。こんな作品も書けるんだなと感心する。 気に入ったのは第三話。ホロっとして泣ける。ジーン。あとのお話もみんな良く出来ているし、それぞれのエピソードの主人公が次のエピソードにちゃんと登場して仲間になっているのも良い。とにかく、シバちゃん以下の登場人物が魅力的過ぎ。おそらく作者はこれをシリーズ化しようともくろんでいるはず。楽しみにしているファンも多いのでは? 私も楽しみ。続編を心から期待!」


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