ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論3 小林よしのり (著) 扶桑社 (2021/5/19)

シリーズ累計10万部を突破するなど、コロナ禍のなか大きな反響を呼んだ『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』と『コロナ論2』。

最新の科学的データと歴史的知見を駆使して、「専門家」とメディアが作り上げたコロナを巡る“嘘”を次々と暴いてきた。

第3弾となる今回も、コロナで炙り出されたグローバリズムの危うさ、生命至上主義以上に尊い経世済民の志、医療崩壊の危機を煽る日本医師会のペテン、ポピュリズムに走る全国の知事たち、女性の自殺者が急増している真の理由、マスク全体主義の愚かさ、集団免疫とウイルス干渉が起きていた可能性、手塚治虫と宮崎駿両作品が言い当てていた人間の愚かさ、バタイユの「蕩尽」に隠されたヒント……など、縦横無尽に描き尽くす。

さらに今回は、日本の論壇を牽引する国際政治学者の三浦瑠麗氏と、医師でベストセラー『本当はこわくない新型コロナウイルス ー最新科学情報から解明する「日本コロナ」の真実』の著者でもある井上正康・大阪市立大学名誉教授との特別対談2本も収録。

『新・ゴーマニズム宣言SPECIAL 戦争論』(1998年・幻冬舎刊)や『ゴーマニズム宣言SPECIAL天皇論』(2009年・小学館刊)など、これまで数多くの論考を発表し、その度に激しい論争を巻き起こしてきた漫画家・小林よしのりが描く渾身の問題作となっている。

「今作では国際政治学者の三浦瑠麗氏、『本当はこわくない新型コロナウイルス』著者の井上正康氏との対談、最終章『栄誉なき蕩尽』が最大の目玉であり、読みどころです。小林よしのり先生の味方は着実に増えて来ています。コロナ禍を終わらせるために筆1本でコロナ脳と戦争を続ける先生と共に自分も諦めず戦い続けたいと思います!」

「小林よしのり氏は30年もの間「常識」の大切さをゴー宣シリーズで描いてきた。大手メディアに感化された世間の空気に異議申し立てをし続けて大方において氏の主張が正しかったことが明らかになっている。この著書では客観的データを元にコロナの実態とは何か、今のコロナ対策のどこがおかしいのかを練り上げられた表現で提示してみせる。今、陰謀説を含め様々な情報がネットを飛び交う中、ひとまず「陰謀」とされる情報に頼らずにこれだけの知見でコロナ禍を終わらせる「公論」を出された氏の勇気と洞察力に敬意を表したい。最終章はゾッとする。圧巻。」

「日本のコロナ禍の問題点について分かりやすく、幅広く問題提起がなされている。コロナ禍を終わらせるのは国民の自粛や制限ではなく、国民一人一人が正確な情報を仕入れてコロナ禍に対してどうすべきか考える、終わらせるため実際の行動に移す(テレビやニュースのコロナ煽り報道を鵜呑みにしない、マスク着用しない、外出を率先的に行う、知人とコロナ禍の問題点を議論してみるなど)必要があることをこの本から学びました。」


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