プロパンガスの料金を節約したい!ガス会社の変更も!

毎月のガス代を抑えるために、無理な節約していませんか? 今頑張って行っているその節約、実はあまり効果がないかもしれません!

そこで今回は、プロパンガス料金を抑えるとっておきの節約術を3つご紹介致します。 どの節約術も今日からできる簡単なものです。最後まで読んで賢く節約しましょう。

Contents

プロパンガスの料金を節約するには?

プロパンガスの料金を節約したい…その前に料金体系を知っておきましょう。

使用量と従量単価を知る

プロパンガスの節約をする上で最も注意を払うべきポイントは【従量単価】と【使用量】です。この二つが適正な範囲内かどうかをチェックしていれば、「今月の請求、何でこんなに高いの!?」なんていう事態を防ぐ事ができるのです。

そもそも、毎月の請求額は従量料金と基本料金の2つに分けられます。そのうちの従量料金とは、使用量に応じて発生する費用の事です。

ガスを使えば使うほど従量料金は上がっていきます。 そしこその従量料金は【従量単価】と【使用量】をかけ算した結果です。

そのため、いくら従量単価が安くても使い過ぎれば従量料金は膨れあがりますし、使用量をどれだけ抑えても単価が高ければうまく節約できません。

一方の基本料金とはガス使用の有無に関わらず毎月固定で掛かる費用の事です。 計算式にしてみるとこのようになります。

一般家庭の場合、請求額の8割以上を従量料金が占めています。

そのため、自宅の請求額が高い原因は【従量単価】と【使用量】この2つのうちのどちらかであることがほとんどです。

使用量の調べ方

使用量、従量単価それぞれの確認方法について。

使用量は検針票や請求書に記載があるはずです。 今月の使用量が明記されていない場合は、前回検針時と今回検針時の数値が記載されているので、引き算して求めましょう。

平均的な使用量は以下になります。

ライフスタイル 平均的な使用量
1人暮らし   3~7㎥
2人暮らし  7~15㎥
3人暮らし 13~23㎥
4人暮らし 15~30㎥

自宅の形態(一戸建てorマンション)によって差があったり、冬場はこの使用量よりも多くなることがあります。

しかし、この表の使用量よりもご自宅の使用量が極端に多い場合は使い過ぎの可能性大なので注意が必要です。
「ガス屋の窓口」は、WEB上でプロパンガス料金の診断・一括見積を行い

節約術その1:お風呂・シャワー編

家庭で最もプロパンガスを使用するのは給湯、つまりお風呂やシャワーです。 その割合は全使用量の75%を占めています。

例えばキッチンコンロなどは意外にも消費量は多くありません。 お風呂・シャワーの使い方を工夫する事で大幅に使用量を減らし節約する事が可能なのです。

それではお風呂は追い焚きと、いちから沸かすのではどちらが節約できるのでしょうか?

答えは、「季節などの条件によって異なる」です。

なんとも曖昧な回答になってしまいましたが、その理由を説明します。

給湯器は非常に熱効率のよい製品のため、通常であればいちから沸かす方が節約になります。

しかし、冬の水道水の水温はおよそ8度。それに対し、42度のお湯が入った浴槽にふたをし24時間放置した後の水温は15.3度です。

つまり冬場の水が冷たい時期は追い焚きの方が節約できるのです。

このように季節など様々な要因によって一番効果のある節約方法は変わってきてしまいます。

お風呂のお湯を自動で止めてくれるアイテムで節約!

給湯は最もガスを使うため、人が入ったら溢れるくらいのお湯を沸かしてしまうのはかなりの無駄です。

自動でお湯を止めてくれる装置が付いていない場合は購入をお勧めします。

無駄なお湯を作ってしまうのは最も節約にとって好ましくない事です。

お風呂はこまめにふたをして続けて入るのが節約のコツ!

お風呂もふたをしていないとどんどん熱が逃げてしまいます。

こまめにふたをし、お風呂を沸かしたらすぐに入るようにする事が節約のコツです。

ふたをしていても1時間に約1度温度が下がってしまうため、あまりに時間が経つと追い焚きしなければなりません。

また、お風呂の保温機能はできるだけ使わないのがベターです。

節約術その2:給湯器編

給湯器のスイッチはこまめに切る!

少し前の給湯器では、スイッチをこまめに切る事で月に約500~1,000円節約する事が可能です。

給湯器のスイッチを入れっぱなしにしておくとすぐに温かいお湯が出てきます。

逆にスイッチを入れてから水を出した場合は温まるまでに1、2分かかります。

この違いの正体は一体なんなのかご存知でしょうか。

答えは給湯器の種火です。

給湯器はスイッチが入っているだけでガスを消費します。テレビなどの電化製品で電源をオフにしていてもコンセントが刺さっていると待機電力が発生するのと同じです。

給湯器の種類等にもよりますがこの種火は1ヵ月24時間つけっぱなしにしておくと500~1,000円近くかかってしまうのです。

※最近の給湯器には種火がなく、電気で制御しているためスイッチを入れっぱなしにしていもガスを消費しません。
しかし電源を切る事で若干の電気代節約には繋がります。

節約術その3:キッチン・コンロ編

キッチンでも給湯を使う場面はあります。

例えば食洗機にも給湯器が使われているため設定温度を下げる事で節約が見込まれます。40度から38度に下げるだけで、年間1,300円程度節約できるというデータもあります。

コンロのガス使用量は給湯に比べ少ないですが、それでも圧力鍋等で調理時間を短縮すればガス代の節約にも繋がります。

従量単価について

残念ながら日本全国ほとんどのガス会社の検針票や請求書には、従量単価がいくらか書かれていません。

そのため、従量単価はご自分で計算して頂く必要があります。

会社によって単価はバラバラ!

ほとんどの人が「プロパンガスは公共料金でどの会社も値段は同じ」と勘違いしています。

しかし、実際そうではなく単価は各会社によって全くバラバラなんです。

安くて良心的なところでは従量単価300円台という都市ガス並みに安い会社もあります。

一方で、高いところでは700円台前半という法外とも言える設定の会社も存在します。

そのため単価を低く抑え節約するには、安い単価で供給する優良な企業と契約する事が非常に大切です。

毎月のガス料金が安くなり、料金保証でお客様も安心♪

自宅の従量単価の危険度を確認

ガス代節約に最も効果があるのは、実はガス供給契約の見直しです。

どんなに使用量を抑えても、もともとの従量単価が高ければ大幅な節約は見込めません。

請求額が高いと悩んでいる人のうち、およそ85%が高い従量単価が原因だなのです。

自宅の従量単価がどれくらい危険なレベルかが一目で分かるよう危険度ごとの表にしました。

ぜひ一度、ご自宅のプロパンガス料金を計算してみてください。

危険度 従量単価
要対策レベル 530円~
要検討レベル 430円~530円
要注意レベル 380円~430円
適正料金    ~380円

一人暮らしの賃貸アパート・マンションの確認

賃貸アパートやマンションに一人暮らしされている方は、使用量がもともと多くありません。

そのため、請求額が高い理由は使い過ぎではなく基本料金が高い事にある可能性が高いです。

基本料金についても危険度を確認してみてください。

危険度 基本料金
要対策レベル 1,850円~
要検討レベル 1,750円~1,850円
要注意レベル 1,650円~1,750円
適正料金    ~1,650円

契約を見直し節約しましょう

ご自宅の従量単価と基本料金はいかがでしたでしょうか。

従量単価430円未満、基本料金1700円未満の場合は、今すぐ対応する必要はあまりありません。

これ以上単価が高くならないよう注意し、これまでご紹介した方法でプロパンガスの使用量を抑えましょう。

従量単価430円(要検討レベル)、基本料金1,700円以上の場合、不当に高額な単価で請求されている可能性があり、なんからの対応が必要です。 その方法は、以下の2つです。

・現会社に値下げ交渉する

・適正価格の優良企業に切り替える
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他には思いきってオール電化にするという方法もあります。

ただし、初期費用が大きくなる点と停電に弱いのがネックとなりますね。

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