動物園・その歴史と冒険 溝井裕一 (著) 中央公論新社 (2021/1/7)

人間の野望が渦巻く「夢の世界」へようこそ。

動物園は、18世紀末のヨーロッパに誕生した。しかし珍種を集めて展示する「動物コレクション」は、メソポタミア文明に遡るほどの歴史をもつ。

近代に入ると、西洋列強は動物を競って収集。

動物といっしょに「未開人」まで展示し人気を集めた。

果ては「恐竜」の捕獲や絶滅動物の復元計画も登場。

異国風建築から、パノラマ、サファリ・パークやテーマ・ズー、ランドスケープ・イマージョンまでのデザインの変遷をたどりながら、動物園全史と驚異の冒険譚を描き出す。

サントリー学芸賞の俊英が描く「夢の世界」の驚異のヒストリア

上野動物園(1896年)


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