真知子は、息子・怜の中学受験失敗を理由に、夫と義母から母親失格の烙印を押されたあげく息子から引き離され、ひとりつましい生活を送っている。
一方の怜は、義母が信仰する新興宗教に巻き込まれつつあった。
そんな折、母子は長野の国立天文台へと束の間の旅に出る――。
子を想う母の情愛と信念を描いた長編小説。
昨今、「(お手軽な)感動超大作」、「(安易な)スカッとする話」を手にすることは容易ですが、「ジワッと心を絞られるような物語」に出逢うことはなかなか無いと思います。
一文一文、ゆっくりと、そして一気に読み終えました。穂高明さんの「ダブルダブルスター」です。 pic.twitter.com/K9NXFrrbC3
— 紙っぺら (@c27e3) September 18, 2021
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