動機探偵 喜多喜久(著)双葉社 (2020/8/6)

令王大学の名村准教授は若き天才研究者。

人工知能(AI)を進化させるため、人の心の「なぜ?」を解きあかそうとしていた。

特任助手の若葉とともに、不可解な事件の謎に挑む。

遺品として見つかった出所不明の日本刀、慣れない登山に挑んだ青年の事故死、突然の婚約破棄…。

息子に殺人の罪をなすりつけた父親――名村がたどりついた驚きの真相とは!?

「人工知能の進化の為に非論理的な人間の動機が不可解な事件の調査に挑む動機解明ミステリー短編集。研究者が人の感情を理解できないという設定が面白い。さくっと読める。」

「人工知能をより人間に近づける研究者が、人の感情を理解できない、という発想がこの作者さんらしい設定だとは思ったけれど。 ケースが少ないから、なかなか話が進まない、ということかもしれないけれど、ミライの成長が気になるのでまた描いてほしい。」

「AI研究のため、非論理的な人間の思考を集めるべく、不可解な動機にせまる短編集。動機といっても事件は最後のお話くらいで、さくっと読める本ではあります。だけど、感情や人との関わりについて少し考えさせられました。」


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