「家は育て、つなぐもの」英国人の住宅を多く訪問して得た考え方です。
最初に英国の家を見たときは、外観の美しさに魅了されるのと同時に、その存在感に圧倒されました。
英国には、名もない一般人が住んでいた古い家が多く残り、その一般人が住み継いできた歴史が宿る家に今もなお人々が住んでいます。
歴史の流れとともにそこに住む人々とあり続けた家には遍歴が残り、それが存在感を醸し出し、「味」といわれるものを感じさせてくれるのだと思います。
私がその魅力に気づけたのは、多くの一般の家を訪問して家への考え方や住まい方を体感したからでした。
英国の間取りも発売から早半年。今朝の神戸新聞の一面にでかでかと広告されていてめちゃくちゃ嬉しかった。ポストから取り出したら「英国の間取り」って活字が目立つ!有難いなぁ。 pic.twitter.com/sCDNEng27y
— 山田佳世子『英国の間取り』 (@oW1zI37lZVnkK2m) April 4, 2021
何より、そんな家で当たり前のように生活をしている人たちがいることに関心がわきました。
「家の中はどうなっているんだろう」?と興味をもち、家を巡る旅を計画しました。
さまざまな地域、いろいろな年代の家、それぞれ異なる家族構成の泊めてもらえる家を探し、約70軒ほどの家を訪問してその魅力を内部から探りました。
今日の気になる一冊。
『日本でもできる!英国の間取り』(エクスナレッジ)
こんなにたくさんの様式の家があるのかと驚き。でも、イングランドやウェールズなど様々な違いのある地域でひとつの国、そして歴史もある国なので納得。なんと言っても、見てて楽しい本なので一度開いてみてください。n pic.twitter.com/B9CDuRTATE— ジュンク堂書店 神戸さんちか店 (@kobesanticaten) January 25, 2021
「読みながら見ながら楽しんでます。
これを見てから、英国のドラマを見ると、このうちはそうなっていたのね、と別の感動がわいてきます。
イラストが緻密で、老眼には少しつらい。Kindle版にすればよかったかも。」「何度も見ては(読んでは)イギリスを旅した気分になっています。イラストも素敵です。
間接照明が好きなので、自宅の照明の参考にしています。さまざまな家の間取りも、わくわくしながら見ています。」「以前、住んだことがあったので、懐かしく読んでます。これだけ調べるのは大変だと思いました。^_^」
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