「死なないで、死なないで……。
今日は、大勢の子どもたちが自殺してしまう日なの」
母が遺し、娘が受け継ぐ、生きづらさを抱える子どもたちへのメッセージ。
学校では学べないことを、この本に登場する人たちは教えてくれる、
これを読んで不登校は差別語だと思った。
――谷川俊太郎氏、推薦!
9月1日は新学期が始まる日
自ら命を絶つ子が増える日でもある「9月1日 母からのバトン」樹木希林 内田也哉子
これとても良かった内田也哉子さんが4名の方と対談している本
(希林さんが伝えたかったメッセージ、也哉子さんの子供時代のエピソードも) pic.twitter.com/a1JEqPyI5D— 緑のキウイ (@greenkiwigolden) August 31, 2022
「どうか、生きて」 2018年9月1日、病室で繰り返しつぶやいた樹木さん。
夏休み明けのこの日、学校に行きたくないと思い悩む子どもたちが、自ら命を絶ってしまう。
樹木さんは生前、不登校の子どもたちと語り合い、その事実を知っていた。
樹木さんが遺した言葉と、それを受け内田也哉子さんが4名と対話し、紡ぎ出した言葉をまとめた一冊。
*2019年にポプラ社から刊行した単行本『9月1日 母からのバトン』を新書化したものです。
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