母が嫌いだった。
わたしの脳内は母の固定観念で支配され、わたしはわたしが嫌いだった。
母から逃げるように飛び出した東京、タバコとパチンコに溺れた日々、愛想もお金も無いわたしを雇ってくれた水商売&雀荘、ひと時の夢を見せてくれたオトコ、“笑い”で幸せを運んでくれた先輩たち、そして、自分より大事な存在となった娘……。
【新刊】『母』 青木さやか(中央公論新社)母が嫌いだった。わたしの脳内は母の固定観念で支配され、わたしはわたしが嫌いだった。タバコとパチンコに溺れた日々、自分のことが嫌いだったオンナが、こじれた人生を一つ一つほどいていくヒューマンストーリー。 https://t.co/hdKViSdckK pic.twitter.com/T9Xckn5TcW
— 河村書店 (@consaba) May 8, 2021
自分のことが嫌いだったオンナ・青木さやかが、こじれた人生を一つ一つほどいていく。
生きることの意味を追い求めるヒューマンストーリー。
母との確執やギャンブル依存症など、自身の経験を赤裸々に綴った「婦人公論.jp」で話題沸騰中の「47歳、おんな、今日のところは○○として」に、書籍だけのオリジナル原稿を加筆。
|