新米弁護士の木村は顧問先の企業からパワハラ調査を依頼される。
だが、パワハラを訴える投書はあるものの、被害者も加害者もわからず、社員の聞き取り調査を始める。
その事実はあるのに、苦しんでいる社員の悲鳴だけ聞こえない――。
織守きょうや『悲鳴だけ聞こえない』 読了
5話収録の木村&高塚弁護士シリーズ第3弾
帯の煽りから『花束は毒』のようなどんでん返し系かと思ったらそんなことはなく、意外な結末といえるのは表題作くらい。地味な作風ながら法に関して勉強になることも多く、リーガルミステリーとしては標準的な面白さ pic.twitter.com/ziOpHDPHf0
— HM(物語良品館資料室出張所) (@ruinsfactory) September 16, 2022
新米弁護士が敏腕の先輩に助けられながら難儀な依頼を解決する木村&高塚弁護士シリーズ第三弾。
大ヒット『花束は毒』で注目を集める著者による、全話驚きの連作短篇ヒューマン・ミステリ!
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