日本、一億人総幼稚時代 細井みつを (著) 文芸社 (2019/4/1) 1,540円

政治家の問題発言、公共の場でのマナー違反など、頭の痛くなる事象を挙げたらきりがない。

「お互いさま精神」が希薄になった現代社会では、ひと昔前ならあり得なかった問題が、いろいろなところで起きている。

いつからこんな国になってしまったのかと、憂いてばかりでは始まらない。

今から気づけばまだ間に合う!

成熟した社会へと導く一冊。

あなたは、ちゃんとした大人ですか?

「最近の日本人には「こころ」「思いやり」が少なくなり、利己主義、権利ばかりを主張して義務を忘れた傾向が著明。その原因の最大部分は教育に問題がある。暗記と〇X技術ばかりを教える塾教育は亡国の兆しである。国語教育の軽視は著者の言う通り、日本人の日本語能力(語彙、漢字、古典)の低下を来たし、目を覆うばかりである。日本人は英語で話す場合、必ず日本語を英訳して話すので、日本語能力がなければ英語での疎通は無理である。」

「よくぞ書いてくださいました、という内容。何か発言するとその意見の本質と異なる部分で批判を受けてしまう。批判を避けて票を集める政治では良い政治ができるはずがない!
ですよね。よく解りました。」

「久々におもしろい本と出会えました。この手の社事講評的な本は、理屈っぽくわかりにくい本が多いのですが、この本は言い回しがやさしく、サラッと読めてしまいます。また何故いけないのかの説得力もあるので、新社会人から、若手政治家といった新人議員さんの必読の書になると思います。
僕も早速、子どもの教育に役立てたいと考えています。」


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