第169回芥川賞候補作に選ばれた、いま最も期待を集める作家の最新中編小説。
修学旅行で東京を訪れた高校生たちが、コースを外れた小さな冒険を試みる。
その一日の、なにげない会話や出来事から、生の輝きが浮かび上がり、えも言われぬ感動がこみ上げる名編。
「それは誠」#乗代雄介
善意ってのは、たまたまそこにいて飛び去るカラスだけがもってるようなもの、という誠の言葉が印象的。繊細な年頃に経験する冒険は一生ものになるしシャッターチャンスの意味が微笑ましい。
今の修学旅行ってこうなってるのねと遠い過去を思い憂愁がわく。
第169回芥川賞候補作 pic.twitter.com/fVpiwsuPnT— 双子moon(幻ノ月音)読書と創作 (@moon61226676) July 9, 2023
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