よく、「あの人は頭がいい」とか「自分は頭がよくないから」とか言いますよね。
その根拠はなんだろう?
きみは本当に頭がよくないんだろうか?
学校の授業さえきちんと受けていれば、「頭のよさ」は手に入るのだろうか?
いえ、それだけでは、いじめや不登校など、人生におとずれる多様な困難に打ち勝つ「タフな頭」を鍛えることはできません。
「頭がいい」というのは、脳の「状態」なのです。
頭のいい人、よくない人というように、分けられているわけじゃない。
みんな、頭のはたらきのいい状態と、そうでない状態がある。
その「はたらきのいい状態」を増やしていけば、だれもがどんどん頭がよくなります。
頭がいい状態なら、目の前の問題を解くのはたやすいことです(勉強でも人生でも)。
頭のよさは、生きていく力、現実を変えていく力なのです。
それでは、「頭のいい」状態を増やしていくには、どうしたらいいのでしょうか?
学校にはなんのために行くの?
受験にはどう臨んだらいいの?
本はどう読めばいいの?
周りの人とはどうつきあえばいい?
この本では、さまざまな身近なテーマから、一生使えるものの考え方を身につけて、頭のよさを磨いていく方法を伝授します。
「一気に読みました。納得の行く例え話や格言が添えられていて分かりやすく、そして生きて行く上で大切なことがコンパクトにまとめられています。それでいて断定的ではなく窮屈さを感じさせません。宝物を手にしたような気持ちになりました。今うまくいっている人もいっていない人も、生きて行くことに対して、楽に、そして楽しくとらえられるようにしてくれる本ではないかと思います。著者が言っている、「頭のはたらきのいい状態」をこの本を読むことを通して早速体感できるのではないかと思います。自分の頭のはたらきを良くするものにこれからも出合いたいと思います。子どもにも大人にもおすすめします。
45人のお客様がこれが役に立ったと考えています」「中学一年生の息子に読ませようと購入。自ら読んでみたところ、非常に読みやすく、内容的な質の高さに感動しました。勉強をするという事の意味、そして日頃自ら口を酸っぱくして子供に伝えている本を読む事の大切さを、論理的に分かり易く解説しています。さすが斎藤先生というありがたい一冊です。」
「中高生向けに書かれた本ですが、大人にとっても充分読み応えがありました。子供の「何のために勉強するの?」の問いに、今一度向き合うために読んでみました。 好きなことや得意な事を伸ばそうとすることはよい面もありますが、視野をせばめるデメリットもあると気づかされ、ハッとしました。これからの時代に必要な指標になると思います。」
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