没後25年を経ても、根強い人気を誇る藤沢周平。
時代小説ファンの範疇を越えて、いまなお多くの人々に愛されるのはなぜか。
『蝉しぐれ』『三屋清左衛門残日録』などの名高い名作はもちろん、歴史小説、評伝小説など、その奥行きをあますところなく照射する。
藤沢文学に正面から向き合った初の本格評論。
書籍部にて、湯川豊『海坂藩に吹く風 藤沢周平を読む』(文藝春秋)を購う。評伝かと思い期待したが、作品評論だった。藤沢周平という人物に惹かれ、作品は好きでも、読んだ作品は多くないから。それでも期待大。向井敏さんの『海坂藩の侍たち』を思い出した。
— かねたく (@hirakuk) December 16, 2021
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