不幸論! 佐野量幸 (著) 就出版社 (2021/6/18)

病気になって健康のありがたさを実感する。

そして、コロナ禍によって当たり前だったことが、本当は恵まれていたと思い知った。

不幸中の幸い、という言葉があるのに、幸い中の不幸とは言わないのはどうしてか。

それはつまり、幸せの中に不幸があるために重複するからである。

幸せとは不幸の変異種であると言うことができる。

なぜなら、すぐにまた不幸に戻るのだから。

言うならば、幸せとは、不幸の長い階段の途中になる踊り場なのである。

それはちょうど、戦争と戦争の間のつかの間の平和のように。


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