家出してカルト映画が観られるようになった 北村匡平 (著) 書肆侃侃房 (2025/4/4) 1,870円

伊藤亜紗さん推薦!

「潔癖症なのに約30カ国を旅し、27歳でようやく大学受験。「リスク回避」「コスパ重視」の社会が到来する前の時代、まだ若かった先生は、敷かれたレールをひたむきに踏み外していた。北村さんは、最後の「変な大人」なのかもしれない」

日本経済新聞「プロムナード」の大好評連載に書き下ろしを加えて書籍化。

『椎名林檎論』などが話題を呼んだ映画研究者の初エッセイ集!

「ここにおさめられたエッセイには、個人の人生の息苦しさと規範から逸れてゆく解放感、日常の些細なシーンにおける疑問や葛藤、そして怒りや歓び、あるいは非日常の時間に遭遇した、かけがえのない経験が記されている。社会が決める正しいルートなどない。多くの人が、他人にではなく、自分自身の人生を豊かに感じられる道を歩んでほしい、そういう願いが込められているように思う」(著者あとがきより)

【目次】

  • ネコになる
  • アルバイト
  • 鳥体験
  • 僕が旅に出る理由
  • 倍速視聴される人
  • 靴下のこと
  • 無駄な雑談と移動
  • レールを踏み外す
  • サンタクロースは誰だ
  • 本との付き合い方
  • 研究室という空間
  • テレビゲームと利他
  • トゲのない世界
  • 推しの氾濫
  • 恩師の忘れられない姿
  • 安全な遊びと学び
  • メディアのマナー
  • 怒りを飼いならせ
  • サバイブする文字
  • 大人になること
  • アンコールワットの片隅で
  • 消えゆく自然の遊具
  • 僕の家族のこと
  • 映画館の暗闇
  • 手書きの温もり
  • 子供の豊かな想像力
  • 空き地と土管
  • 怒れるタクシー運転手
  • ピンクとメイク
  • 99というナンバー
  • ボリビアの高地で
  • 手放す勇気
  • 息子と遊ぶ
  • 食べること
  • 学生たちの襲来
  • あたしのからだ
  • 大学教員の生活
  • 首タオル
  • レンタルビデオ屋
  • テレビドラマの食卓
  • タバコアレルギー
  • 人の温もり
  • 旅先の少女たち
  • 最後の花火が終わったら
  • 家出してカルト映画が観られるようになった
  • 最愛のカートへ
  • ヒーローになりたい
  • 引っ越し人生
  • 変な人たち
  • 出会い直すこと
  • 偶然性を生きる
  • あとがき

著者について
北村匡平(きたむら・きょうへい)

1982年山口県生まれ。映画研究者/批評家。東京科学大学准教授。
専門は映像文化論、社会学、メディア論、表象文化論。
著作に『美と破壊の女優 京マチ子』(筑摩書房)、『24フレームの映画学 映像表現を解体する』(晃洋書房)、『椎名林檎論 乱調の音楽』(文藝春秋)、『遊びと利他』(集英社新書)などがある。


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