イエスの実像 彼が歩んだ十字架への道 日暮晩夏 (著) 幻冬舎 (2020/5/14) 660円

十字架への道は、イエス最後の切り札だった

二千年の時空を越えて、イエスの青春、弟子・ユダ、ヨハネとの関係、最後の晩餐の真相に迫る

「本書は人間イエスの行動をユダヤ史の中に投影し、何故イエスが、十字架への道を歩まなければならなかったのかを問うたものである。
その際私が拘り続けたのは、神としてのイエスではなく、人間イエスとしての視点だった。この視点なくして本書は成立しなかったと思う。
私がこの視点に立ったとき、イエスは様々なことを私に語りかけてきた。
ヨハネのこと、ユダのこと、弟子たちのこと、マグダラのマリアのこと。
更には福音書における様々な矛盾について語ってくれた。その有様は本書の一ページ一ページにイエスの肉声として響き渡り、刻印されていると思う。
願わくば、そうしたイエスと私の思いが、いつの日か日本のみならず、広く世界の人々に愛され、新たなイエスの実像として21世紀の時空間のなかに広がっていくことを期待したい。」
(「文庫化に寄せて」より)

著者について
■ 日暮 晩夏/ヒグレ バンカ
1943年、愛知県に生まれ、刈谷市で育つ。
1966年、立教大学文学部日本文学科卒業。
1968年、立教大学大学院修了。
その後、高校教諭を経て、現在に至る。
著書
『徳富蘆花』(岡本正臣、清水書院、1967年)、
『ユダ』(晩夏、幻冬舎ルネッサンス、2011年、電子書籍)、
『この子誰の子 おしゃぶりゴン太に首ったけ』(日暮晩夏、幻冬舎ルネッサンス、2013年、電子書籍)。
『イエスの実像 彼が歩んだ十字架への道』(日暮晩夏、幻冬舎メディアコンサルティング2020年、電子書籍)


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