いじめとひきこもりの人類史 正高信男(著) 新潮社 (2020/10/17)

動物の中でなぜヒトの世界にだけ「いじめ」と「ひきこもり」があるのか? 500万年の人類史からポストコロナの社会像をも見据える。

野生の動物は不快なものには近づかない。危険を感じればすぐ逃げる。

なのになぜ、ヒトの世界にだけ「いじめ」があるのか。その起源は、遊動・狩猟から定住・共同体へ、という劇的な生活変化にある。

そこで始まった「よそ者」排除は、異界への「漂泊」「隠棲」を経て、逃げ場のない現代社会において大勢の「ひきもこり」を生みだした。

500万年にわたる人類史から、ポストコロナの社会像をも見据える壮大な文明論。


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