古書店を営む四世代の大家族が活躍する、人気の「東京バンドワゴンシリーズ」、待望の第14弾!
一進一退を続けるボンの容態に、落ち着かない日々を過ごす堀田家。
そんななか、研人の後輩でカメラが上手な美少年・水上が怪しい男に尾行されている?
いつもの通り堀田家が助太刀参上!「秋 ペンもカメラも相身互い」。
仕事始めのある日、日本を代表する映画監督が<東京バンドワゴン>を訪ねてきて…
思わぬニュースを喜ぶ堀田家に、ついに一本の電話が――「冬 孫にも一緒の花道か」。
新学期、研人は高校三年生に。東大を目指して受験勉強に励む芽莉依や、バンド仲間の姿を見て進路に悩みはじめる。
『アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン』文庫の見本が届きましたー。20日頃発売です。後ほど日記で。 pic.twitter.com/L4UMMtDPUa
— 小路幸也 (@shojiyukiya) April 11, 2021
そんな研人のために我南人が呼んだのは、なぜか勘一長年の因縁の相手<山端文庫>の醍醐教授で…
「春 花咲かすかその道の」。
かずみから突然の「老人ホームを決めてきた」の報告に動揺を隠せない堀田家。
そして、独身を貫いていた藤島がついに――「夏 アンド・アイ・ラブ・ハー」。
それぞれが人生の分かれ道に立った堀田家のメンバーたち、「LOVEだねえ」の決めゼリフでおなじみの第14弾。
【著者略歴】
小路幸也 (しょうじ・ゆきや)
北海道生まれ。広告制作会社退社後、執筆活動へ。『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第二九回メフィスト賞を受賞して作家デビュー。代表作「東京バンドワゴン」シリーズをはじめ、「旅者の歌」「札幌アンダーソング」シリーズ、『テレビ探偵』など著書多数。
「男の作者から見た女だよな。このシリーズ好きでずっと読んでる。連続して読むと胸焼けみたいな嫌な感覚になる。突っ込みどころ満載!って。ならもう読まなきゃいいだけなんだけど久しぶりに読んだらしんみりする。亜美ちゃんが好きです。作者のすずみ贔屓はあからさま。」
「毎回楽しみにしています。バンドワゴンどんどん成長していく子供達。老いていく大人たち」
「シリーズ全て読んでいます。この先どうなるのか、楽しみです。」
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