じい散歩 藤野千夜(著) 双葉社 (2020/12/16)

明石家は夫婦あわせて、もうすぐ180歳。

一家の主、新平は散歩が趣味の健啖家。妻はそんな夫の浮気をしつこく疑っている。

長男は高校中退後、ずっと引きこもり。次男は自称・長女のしっかり者。末っ子は事業に失敗して借金まみれ。

……いろいろあるけど、「家族」である日々は続いてゆく。

飄々としたユーモアと温かさがじんわりと胸に響く、現代家族小説の傑作!

ながいながい下り坂。

みんな迷子になりながら、どこかに行く。

じいちゃんの走馬灯はわりかし元気に上映中。

西原理恵子さん推薦!


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